熊本は2週続けてのホームゲームで、今季初の連勝が懸かる。北九州を迎えた前節は、開始直後の2分にディフェンスラインの背後に抜け出される形で先制を許した。しかし、前半終了間際にベ ジョンミンの今季2点目となるゴールで追いつくと、後半に入って強みを発揮。永井 颯太の仕掛けからオウンゴールを誘発して逆転し、終盤には藤井 皓也、岩下 航がそれぞれ今季初得点を挙げた。
「前半に追いつき、後半に2点目を取っても守りに入らず4得点できたことは良かったが、失点の仕方、試合の入り方は課題としてしっかりと修正しなくてはいけない」と片野坂 知宏監督が話すように、大分の攻撃をいかに抑えるかもカギだ。
対する大分は、開幕戦の滋賀戦が降雪・積雪の影響で中止となって1週間遅れてのスタートとなったが、第2節・北九州戦、続く第3節・鳥取戦をいずれも2-0で連勝。中2日で迎えた2月25日の第1節・滋賀戦は、前半終了間際にキム ヒョンウのヘディングで先制すると、後半にはパトリッキ ヴェロンのPKで突き放し、無失点での3連勝を飾った。この結果、得失点差で宮崎を上回り、WEST-Bグループの首位に浮上している。
ただ、今季から指揮を執る四方田 修平監督は滋賀戦の内容について、「終盤に相手が圧力を上げてきたときに、無失点だったがピンチを作ってしまった。カウンターも出せず、残り10分に関しては反省点の多いゲームだった」と引き締める。今節は中3日での連戦となるが、4連勝でさらに勢いをつけたいところだろう。
昨季のJ2で残留を争い、明暗が分かれた両チーム。いずれも今季から迎えた新指揮官の下、生まれつつあるポジティブな変化を結果につなげたい一戦だ。
[ 文:井芹 貴志 ]


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