大分は前節、アウェイで琉球と戦い、90分を0-0で終えてPK戦にもつれ込んだ末に敗れた。前半は狙いがハマらず劣勢に回った中、後半は選手交代によって盛り返したが、得点には至らず。中盤で主導権を握られたことと、決定機を逃したことが課題となった。選手たちからは「紅白戦で出た課題が試合でも出た」という声が聞かれており、スタイルのさらなる浸透とブラッシュアップが求められる。特に相手のプレッシャーをいかにはがして前進していくかが、継続的な課題だ。
アウェイに乗り込んでくる熊本は、アウェイで行われた前節・鳥取戦で2-0の快勝。13本のシュートを放ち、大分との前回対戦以来となる8試合ぶりの複数得点で、3試合ぶりの勝利を収めた。相手のプレスに苦しむ場面があったが、粘り強い守備で耐えながら62分にセットプレーの流れから先制。その後、反撃に出てくる相手のスキを突いて87分に青木 俊輔が約40mのロングシュートで追加点を奪うと、そのまま無失点で試合を終えた。
大分にとっては、アウェイでの前回対戦で今季初黒星を喫した相手。熊本を率いる片野坂 知宏監督は二度にわたる指揮で大分を知り尽くしており、その意味でも難しい相手だ。大分がリベンジを果たすのか、熊本が今季二度目の連勝を遂げるのか。互いに譲れない熱戦が期待される。
[ 文:ひぐらし ひなつ ]
105 大分トリニータ 1.webp)