宮崎の勢いは止まらない。前節は明治安田J2・J3百年構想WEST-Bグループ2位・鹿児島と対戦し、阿野 真拓の今季初となるゴールで1-0と下した。これで4試合連続無失点での4連勝となり、鹿児島との勝点差も『10』と、首位を独走している。ここまで12試合を終えて、敗れたのは第8節・滋賀戦のみ。それ以外はすべて90分での勝利を挙げており、PK戦にもつれ込んだ試合はない。この良い流れがどこまで続くのかに注目が集まっている。
一方の北九州は前節、山口との“関門海峡ダービー”に臨んだ。吉原 楓人のゴールで先制したものの、前半のうちに逆転を許す。62分に生駒 仁の得点で追いつき、タイスコアのまま90分が終了。迎えたPK戦では、8人目の岡野 凜平が止められてしまい、勝点1の獲得にとどまった。第7節・山口戦からシステムを3バックに変更して開幕からの連敗を『6』で止め、そこから調子は少し上向いたが、現在は勝点11で8位。9位・琉球、10位・鳥取とは勝点で並んでいる。
前回の対戦は、北九州のホーム・ミクニワールドスタジアム北九州で行われた第5節。このときは、土信田 悠生が2点、松本 雄真が1点を挙げて宮崎が3-2で勝利を収めている。北九州の2得点は、いずれもセットプレーから。ゴール前で折り返す形を得意としている北九州の攻めを、宮崎がどう封じるか。逆に、12試合で25得点という破壊力のある宮崎の攻撃を北九州がどう食い止めるか。通算対戦成績は3勝3分3敗とまったくの五分だが、現在の勢いでは宮崎が優位。この流れを北九州が覆せるかが焦点となる。
[ 文:高浜 確也 ]


