大分は現在勝点21で明治安田J2・J3百年構想WEST-Bグループ6位につける。前節はアウェイで鹿児島と戦い、1-0で勝利して連敗(PK戦での敗戦を含む)を『3』でストップ。守備で粘り強く体を張りながら流動的な攻撃で相手にプレッシャーの的を絞らせず、少ないチャンスを得点につなげた。パトリッキ ヴェロンが骨挫傷から復帰して10試合ぶりに出場したことが最大の好材料で、ここまで出場時間の短かった伊佐 耕平や野嶽 惇也、宮川 歩己らが存在感を発揮したことも、チームの底上げを物語っている。
「どの試合も違う試合で、その展開の中でのチームとしての経験値は上がってきている。だいたい自分たちの選手がそのときどきでどういうリアクションをするかは、15試合を戦ってきた中で少しずつではあるが見えてきている」と話す四方田 修平監督が、対鳥栖としてどのようなメンバーを選び、どう戦うかが楽しみなところだ。
一方の鳥栖は前節、SAGAスタジアムで鳥取と戦い、4-0と大勝。勝点を『27』に伸ばし、得失点差で鹿児島を上回って2位に浮上した。試合を振り返ると、序盤から鳥取に押し込まれる展開となったが、決定機を逃さず前半だけで3得点を奪取。鳥取の猛追を退け、90+4分にさらに1点を追加して、今季最多得点で連勝(PK戦での勝利を含む)を収めた。フィニッシュの精度の差が大きく明暗を分けた形だ。
攻守の課題を徐々に克服しつつある大分が、タレント揃いの鳥栖にどう戦うか。大分はホームでは3連敗中。今節こそ、クラサスドーム大分で歓喜の瞬間を迎えたい。
[ 文:ひぐらし ひなつ ]
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