アウェイの横浜FCは今季から就任した須藤 大輔監督の下、攻守ともにプレーエリアが高い超攻撃的スタイルを構築中。ここまで総得点はグループで2番目に多い『31』を記録しているが、総失点も4番目に多い『27』と守備に課題があった。しかし直近2試合は1-0で勝利しており、バランスを改善中。ルキアンやアダイウトンら力強い攻撃陣を前線にそろえ、横山 暁之のようにフィニッシュにもアシストにも関われる人材も多い。強みを勝点3獲得につなげるためにも、前線からのプレスをかいくぐられたとしてもGK市川 暉記ら守備陣がカバーできるかが大事になってくる。
一方、ホームの仙台は、指揮3シーズン目の森山 佳郎監督の下、これまでに激しさと堅さを両立してきた守備はそのままに、攻撃面での上積みを図っている。総得点32、総失点12はいずれもグループ内トップで、すでに首位を確定させている。第13節・群馬戦から4試合連続で先制点を許していたが、GK林 彰洋やDF菅田 真啓を中心に守備を立て直し、前節・湘南戦は無失点。岩渕 弘人ら攻撃陣も精力的に前線からプレスを掛け、押し込まれても耐久力を発揮する守備の厚みを取り戻した。特筆すべきは、ここまで17試合で29人がピッチに立ちながらこの結果を出していること。攻撃面についても前節にプロ2年目のドリブラー・南 創太が決勝点を挙げるなど、代わる代わる台頭する選手がゴールを決める流れができている。最終節では横浜FCの攻撃力と真っ向から勝負して、プレーオフラウンドにつながる結果を出せるか。
[ 文:板垣 晴朗 ]


