両クラブともJ2・J3百年構想リーグの期間中に監督交代があった。現在、徳島は大谷 武文監督が、今治は塚田 雄二監督が指揮を執っている。
地域リーグラウンドの道のりを振り返る。
徳島はルーカス バルセロスとトニー アンデルソンを軸に攻撃を組み立て、4月下旬までは首位を走っていた。しかし、ゴールデンウィーク期間中の5連戦で5連敗(うち1敗はPK戦負け)。序盤戦はピンチがありながらも無失点でしのげていたが、前述の5連戦では13失点を喫する結果で順位が後退した。昨季J2リーグ最少失点を誇った守備を見つめ直し、指揮官交代後は守備の再構築に焦点を当てながら進んでいる。前節・富山戦はPK戦勝利ながら6試合ぶりの勝利をつかみ、勢いを持って今節に向かう。
今治は今季3失点以上を喫した試合がないことや、ここまで17試合で17失点というデータからも分かるように、守備はシーズンを通して相応に機能している。しかしながら、昨季の得点源であった主力が移籍した背景もあって、得点が伸び悩んだことで順位が低迷した。ただし、現状は6試合連続で得点が生まれており、上昇傾向。指揮官交代を機に3バックから4バックに変更し、ポジションや組み合わせを再構築したことが功を奏しているのかもしれない。また、チーム最多得点を挙げているエジガル ジュニオが4試合連続得点中と好調だ。
両者ともプレーオフラウンド第1戦はホーム開催。徳島は5月30日、今治は5月31日に予定されている。地域リーグラウンドの順位によってプレーオフラウンドの対戦相手が決まる中、重要な一戦に臨む。
[ 文:柏原 敏 ]


