京都は1回戦・鳥取戦(2○0)を中野 瑠馬とラファエル エリアス、2回戦・山形戦(1○0)を永田 倖大のゴールにより勝ち抜けた。いずれもリーグ戦の合間という日程や長時間の移動を伴うことも考慮して、リーグ戦で出場機会の少ない選手たちを中心に起用した中で結果をつかんでいる。中野 瑠馬と永田 倖大という大卒ルーキーたちがプロ初得点を決めていることは、それを象徴するトピックだ。
また、鳥取戦後に曺 貴裁監督が「いろんな選手が、これからの試合に絡んでくれる材料になったと思います」と話したように、ルヴァンカップで活躍した選手がその後のリーグ戦で出場機会を増やして勝利に貢献するケースも見られる。リーグ前節・横浜FM戦でもさまざまな選手が活躍して勝利しており、好循環を断ち切ることなく3回戦を迎えている。
C大阪は1回戦・讃岐戦をチアゴ アンドラーデ、ラファエル ハットン、ルーカス フェルナンデス、ヴィトール ブエノ、上門 知樹の得点で5-1と大勝。2回戦・今治戦は取って取られての乱打戦となる中、ヴィトール ブエノ、ジャルンサックウォンコーン、香川 真司、奥田 勇斗の得点により、延長戦の末に4-3で勝ち上がりを決めた。今治戦では2点リードから一時は逆転されるなど守備に反省点があったが、多くのゴールを決めている攻撃について、アーサー パパス監督は「最後の最後に点を取ることも多くなってきたことは、チームのスピリットの成長だと思います」と話しており、リーグ前節・川崎F戦こそ敗れたが、その直前まで3連勝を果たすなど調子を上げている。
両チームは5月3日にリーグ戦で対戦している。ホームの京都が原 大智と松田 天馬のゴールにより開始14分で2点リードするも、C大阪がルーカス フェルナンデス、古山 兼悟、中島 元彦のゴールで逆転勝ち。京都としてはリベンジを、C大阪としては京都戦での連勝を狙う一戦となる。
直近のリーグ戦から京都は中3日、C大阪は中2日というスケジュールで3回戦へ挑むことになる。週末にもリーグ戦を控えているため、コンディションの良い選手が起用される可能性が高い。ただ、両チームとも複数のケガ人が発生する中で、先月から今月にかけて行われた連戦を戦い抜いており、多くの選手が公式戦を経験したことは選手層やチーム力の向上につながったと言えるだろう。ピッチへ送り出された選手たちがそれぞれの持ち味を発揮して、チームとしての強さにつながるような好ゲームが期待される。
また、引き分けがあるリーグ戦とは違い、このルヴァンカップ1stラウンドでは前後半を終えて同点の場合、延長戦を実施することになる。通常は5人の選手交代枠も、延長戦に入れば1人(交代回数も1回)追加される。それを含めたベンチワークも見どころの1つとなるだろう。
試合は19時キックオフ。19日時点の天気予報では、夜に雨が降る可能性もあるようだ。試合当日にも天候を確認して、雨具の用意などを判断していただきたい。
[ 文:雨堤 俊祐 ]

