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【 U-19日本代表候補 トレーニングキャンプ】10/15練習レポート:AFCユース前最後の国内合宿がスタート!早くも北朝鮮を想定した実戦形式に汗を流す(06.10.15)

U-19日本代表候補 トレーニングキャンプ(10/14〜18)メンバー
AFCユース選手権 インド2006 組み合わせ
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新潟県内で決戦を前にした最後の合宿が始まった。25人が招集され開始した今合宿は、18日に解散。翌日にはAFCユース選手権インド行きのメンバー20名が発表され、21日には再び集合というシビアな日程、意味合いを持つ合宿だ。選手たちにとっては、大会に備えるための準備期間と、選考合宿という2つの側面をも持つ。一見のどかな新潟の合宿地。空は抜けるように青く、使用頻度が制限されて管理の行き届いたいる芝のピッチ3面はすべて美しい。思わず深呼吸したくなるような環境の中ではあるが、そんな中でも時は着々と進み試合日は近づいてくる。精神的なバランス感覚が求められる合宿でもある。

さて、合宿は今日で早くも2日目を終了。残すところはあと3日となっている。初日から振り返ると、まず14日はコンディション調整のみで終了。「Jリーグもあるから選手の状態は悪くない」と吉田監督が言うように、コンディション面の不安はなさそう。
前回の大会前を振り返ると当時の主力、平山相太(現F東京)も兵藤慎剛(早稲田大)も大学生で調整不足や負傷が目立っていた。彼らがこの時期に自転車でこのあたりの山あいを走ってコンディション調整していたことを思い出すと、幾分かスタート地点では上々であるように思う。
だが、14日、15日とキャプテン福元洋平(大分)は全体練習に合流せず。1週間ほど前、クラブでのトレーニング中に右足首捻挫を負っていた。「彼がいないと困っちゃうからね」。そんなコメントを吉田監督に履かせるほどの存在。ポジションとしても、センターバックという変えの利かないポジションだけに一瞬ヒヤリとさせられたが、どうやらインド入り後は合流の見込み。ただ、今は戦術練習、紅白戦を尻目にランニングを繰り返す日々。福元は何を思いながらメニューをこなしているのだろうか。

2日目・15日は2部練習が行われた。午前中はハーフコートでの実戦形式。中盤より前線のチーム対ディフェンスと中盤で6対7などが行われた。初戦の相手・北朝鮮の速いプレッシャーの中でも中盤および最終ラインが落ち着いてボールを回すことや、こちらも激しく前線からプレッシャーをかけ主導権を握ることなど、攻守にわたって練習した。はっきりと北朝鮮対策が始まっており「こんなんじゃ北朝鮮にはやられちゃうよ!」などと言う吉田監督の檄も飛んでおり、早くも大会を意識させるトレーニングとなった。
タッチ数を限定したボール回し、ミニゲームで体をほぐし最終的には15分ハーフの紅白戦へ。メンバーを入れ替えつつ行ったこの30分間では、シュートの少なさが目立った。「もっとサイドチェンジとかもしてかないと」と2本のシュートを放った梅崎も話し、未だ攻撃の組み立てがこのチームの課題であることをうかがわせた。

練習はきつさを増し、大会が近づいていることも感じさせる内容となっている。だが、やはり救われるのは世代別代表特有、もしくはこのチーム特有の選手たちの楽しげな表情だ。「やっぱ楽しいっすよ。だってみんな年も近いし」と、当確であろうと思われる選手でも、当落線上の選手でも変わらず口にする。勝負の世界で、結果が求められることは重々承知。だがこういったメンタルの充実がチーム力に影響をもたらすことも間違いない。
立ち上げ当初から、選手の個としての小粒感が否めず、アジアの壁を突破することさえ危惧された彼らだが、立派に各クラブでJリーグを戦い、こうして代表の場に集うようになった。AFCユース選手権もグループリーグから厳しい戦いが待ち受けることは間違いない。だが、その舞台に彼らが立つことは楽しみでもある。


以上

2006.10.15 Reported by 了戒美子
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