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【ヤマザキナビスコカップ 名古屋 vs 浦和】レポート:小川、杉本、巻、津田と若手のゴールラッシュで、浦和の攻撃を黙らせた名古屋が快勝!決勝トーナメント進出に王手(08.05.26)

5月25日(日) 2008 ヤマザキナビスコカップ
名古屋 4 - 2 浦和 (19:00/豊田ス/21,015人)
得点者:6' 小川佳純(名古屋)、14' 杉本恵太(名古屋)、32' 田中達也(浦和)、42' 巻佑樹(名古屋)、56' 内舘秀樹(浦和)、88' 津田知宏(名古屋)
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前日、日本代表の試合が行われ、興奮醒めやらぬ空気が漂っているかのような豊田スタジアム。キックオフ前から激しい応援を見せて、試合さながらの鍔迫り合いを見せる両チームサポーターの前に選手達が入場、スタジアムは騒然とした雰囲気をより一層増してゆく。

名古屋の先発メンバーは、楢崎、玉田、吉田、そしてヨンセンを欠いているものの、2トップに杉本と巻が名を連ねた以外、さほど替わらぬ顔触れでの4-4-2の布陣。ピッチに立った名古屋イレブンの脳裏には、前日、代表戦でエース・玉田がゴールを決めたシーン、そして守護神・楢崎が間一髪のシュートを止めたシーンが残っていただろう。そのプレーが選手達の闘志をさらにかき立てていることは間違いなかった。

そして試合は、その期待通り、名古屋の独壇場ともいうべき形で進んでいく。序盤こそ、点取り合戦のシーソーゲームになるかと思われたが、6分、巻がDFを背負いながら走り込む小川へとパスを送り、小川が先制点を叩き出す。さらに14分には、マギヌンからのクロスに逆サイドから詰めていった杉本が豪快に頭で突き刺し、なんと序盤で2点のリードを奪う。

これには浦和も黙っていない。32分にペナルティエリア付近やや中央寄りの位置でルーズになったボールを浦和・田中に拾われ、ゴール左に決められてしまう。すぐに点を返してくる浦和に対し、ミスが命取りになる怖さを感じ得ないゴールだったが、その後もしっかりと守り、守りに入らずゴールを狙い続けていった名古屋。そのアグレッシブさが「5ゴール(代表の玉田のゴールと、この試合のゴール)の中で、いちばん素晴らしいゴール」とストイコビッチ監督が絶賛した巻のゴールを生む。

42分、左でルーズボールを拾った小川が中央へとパスを入れ、これに走り込んだ巻が豪快なボレーシュートを浦和ゴールへと叩き込んだ。1点差に詰め寄られたものの、浦和を引き離す3点目を決め、前半を折り返した名古屋が、良い流れを後半も作っていく。

後半、浦和はシステムを4バックに変更。名古屋のゴールに襲いかかると56分、CKから内舘のヘディングシュートが決まって、再び1点差とされてしまう。差を広げても広げても追い付いてくる浦和に対し、ストイコビッチ監督は得意の早い選手交代で対応、マギヌンを下げて深井を投入し、よりワイドに、4-3-3というシステムでさらに追加点を狙いに行く。終盤には杉本に替えて津田を投入、そしてこの津田が88分、浦和の息の根を止めるゴールを決め、名古屋の勝利を決定づけた。

最後まで攻める気持ちを前面に見せ続けた名古屋が、豊田スタジアムで気持ちの良い試合を日本代表に続いて見せてくれた。浦和も、多くの主力を代表で失っていたが、突き放されたままでは終わらない怖さを名古屋に見せつけた。ただ、この試合ではやはり、闘莉王や阿部勇樹など攻守の切り替えに必要な選手を失ったことが大きかっただろうか。試合後、ゲルトエンゲルス監督も「全体的にディフェンスが良くありませんでした。また、コンパクトさもありませんでした。DFとFWとの距離がありすぎました」と語り、この距離が、攻守の切り替えに影響したということになる。これで浦和はAグループ首位の名古屋と勝点差が7となり、ヤマザキナビスコカップ予選リーグ突破の可能性が消えてしまった。

大会が違うとはいえ、リーグ戦では勝点で並んでいる両チームの戦い。今後を占うとも言える対戦で、豪快に勝点を奪った名古屋が後半戦に向けて一歩リードしたと言えるかもしれない。

以上
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