本文へ移動

J’s GOALニュース

一覧へ

【J1:第13節 磐田 vs 大宮】レポート:磐田が前田らの4発で大宮をノックアウト。今季2度目のリーグ3連勝で序盤戦を締め括る(12.05.27)

リーグ中断期間前最後の一戦。磐田の“代表組”がそれぞれ存在感を強烈に見せつける90分となった。

先発ラインナップを振り返ると、磐田はU-23日本代表の山本康裕、出場停止のチョ ビョングクに代わりボランチにロドリゴ ソウト、センターバックに菅沼駿哉をそれぞれ先発起用。対する大宮はU-23日本代表メンバーの東慶悟の欠場で長谷川悠を先発起用し、ラファエルとの長身2トップで磐田守備陣の打開を狙った。また、中盤はカルリーニョスを一列前にスライドさせ、青木拓矢と上田康太のダブルボランチという並びでこの試合に臨んでいる。

この試合最初のシュートは大宮。8分、左サイドからのスローインのこぼれ球を青木が右足でシュート。ボールはやや勢いに欠け、磐田・八田直樹にキャッチされたが、試合開始直後はどちらかと言えば大宮ボールの時間帯が長かった。

ただし、この直後の10分、磐田がこの試合最初のシュートをゴールネットに突き刺す。決定機を生み出したのは駒野友一。右サイドで菅沼からのパスを受けるとすぐさま前線の松浦拓弥へ。松浦のところで一度は相手に跳ね返されたもののセカンドボールを小林裕紀が拾い、再び駒野へ。駒野は迷わず前線にフリーで走り込んだペク ソンドンへ浮きパスでスルーパスを供給。ペク ソンドンのライナー性のクロスのこぼれ球を最後は山田大記が押し込み、磐田がこの試合最初のチャンスを確実にものにした。

先制した磐田は29分にも見事なコンビネーションから追加点を奪取。ここでも流れを作ったのは駒野だった。ペク ソンドンからパスを受け、右サイドの高い位置でボールを持つとサイドでチョ ヨンチョル、下平匠に2対1の状況を作られるも難なくボールキープし、切り返しから左足で中央へグラウンダーパス。このパスをフリーで受けたロドリゴソウトは前線の状況がよく見えていた。「自分がボールを受けた時に前田選手が見えました。前田選手は体が強いし大きいのでボールをしっかりキープできると思いましたし、まずはそこに預けました。その後のワンツーもイメージ通りです」(同選手)。ロドリゴからのワンタッチパスをゴールに背を向けた状態で受けた前田遼一はペク ソンドンとのワンツーで大宮最終ラインの背後に抜け出し、GKと1対1に。「とにかく決めようと思って打った」(同選手)という右足のシュートは北野貴之の股下を抜け、ゴールネットを揺らした。

前半を2点リードで折り返した磐田だが、試合後「個人的に昨日鳥栖とガンバの試合(映像)を見ていたので…」と話していたのは藤田義明。試合前日に万博での逆転劇をチェックしたという同選手はハーフタイムにまずは後半立ち上がりの15分を乗り切ることを改めて意識し、味方同士で声を掛け合ったそうだ。こうした姿勢が後半開始直後の追加点という最高の結果につながったのかもしれない。

46分、相手ボールで後半が始まると、前線から前田、山田が猛然とプレスを仕掛けて敵陣左サイドでボールを奪い、すぐさま攻撃へ転じる。山田のクロスに松浦が飛び込み、磐田がリードを3点に広げた。この1点でかなり余裕を持ってゲームを進めることができただけに、勝利を大きく手繰り寄せる価値ある一発だったと言えるだろう。なお、ゴール後に見せた松浦と山田が見せたパフォーマンスはブラジル代表・ネイマールを真似たものだという。「(菅沼)実くんが一緒にやろうと言ってくれたので、ベンチ前でみんなでやれればと思ったのですが、いざ行ったら実くんも“スルー”するし…(苦笑)」と松浦。たしかに周囲には見事なまでに流されていたが、これもご愛嬌だろう…。

この後、前田のこの試合2点目となるゴールで大宮をさらに突き離した磐田は今季2度目のリーグ3連勝で序盤戦をフィニッシュ。対する大宮は大量失点かつ無得点でリーグ2連敗。昨季リーグで2戦2勝した磐田との一戦だったが、極めて後味の悪いアウェイゲームとなってしまった。

以上

2012.05.27 Reported by 南間健治
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

J.LEAGUE TITLE PARTNER

J.LEAGUE OFFICIAL BROADCASTING PARTNER

J.LEAGUE TOP PARTNERS

J.LEAGUE SUPPORTING COMPANIES

TOP