ＪリーグYBCルヴァンカップは23日にグループステージ第5節の8試合が行われ、鹿島、Ｃ大阪、広島の3チームがプレーオフステージ進出を決めた。
Ａグループでは鹿島がホームで大分と対戦。前半はスコアが動かなかったものの、後半立ち上がりの51分に樋口 雄太が先制ゴールを奪うと、58分に鈴木 優磨が加点。さらに67分にはアルトゥール カイキがダメを押し、3-0と快勝。鹿島は勝点を10に伸ばし、グループ2位以内を確定させた。引き分けでも突破が決まるＣ大阪は、ホームでＧ大阪と対戦。チャンスを作りながら決め手を欠いたものの、相手の反攻もゼロに抑え、スコアレスドローで終了。こちらも勝点を10とし、1試合を残して突破を決めた。
Ｂグループで首位に立っていた広島は、ホームに徳島を迎えた。開始4分に柏 好文のゴールで幸先良く先制すると、12分には森島 司が追加点を奪取。さらに22分、88分とジュニオール サントスがゴールを奪い、4-0と快勝。勝点を12に伸ばし、首位通過を決めている。もうひとつの試合では、アウェイで清水と対戦した名古屋が、67分に生まれた金崎 夢生のゴールを守り抜き、1-0で勝利。一気に2位に浮上し、突破へと大きく前進した。
Ｃグループでは札幌の本拠地に乗り込んだ柏が、劇的な展開で逆転勝利を収めた。 0-1で迎えた90+3分にマテウス サヴィオが同点ゴールを奪うと、その1分後にも再びマテウス サヴィオがゴールを奪取した。土壇場での逆転劇で2-1と勝利した柏は、勝点を8としグループ首位に浮上した。ホームに京都を迎えた鳥栖は、福田 晃斗のゴールなどで3-0と快勝。今大会初勝利を手にし、グループ突破に望みをつないでいる。
Ｄグループでは、福岡がホームで湘南と対戦。22分に先制点を奪われるも、55分にジョルディ クルークスのゴールで追いつくと、61分にフアンマ デルガドが勝ち越しゴールを奪取。2-1と逆転勝利を収め、湘南と同勝点でグループ首位に立っている。ホームにFC東京を迎えた磐田は、1点ビハインドで迎えた68分にファビアン ゴンザレスのゴールで追いつくと、終了間際の90+7分に鹿沼 直生が値千金の決勝ゴールを奪取。2-1と逆転勝利を収め、プレーオフステージ進出への可能性を残した。一方敗れたFC東京は1試合を残して今大会の敗退が決まっている。
■試合データ
札幌vs柏
Ｃ大阪vsＧ大阪
清水vs名古屋
広島vs徳島
福岡vs湘南
鹿島vs大分
鳥栖vs京都
磐田vsFC東京
