明治安田生命Ｊ２リーグは27、28日に第18節の11試合が行われる。
首位をひた走る町田はアウェイで徳島と対戦。前節は清水を下し、3連勝を達成した。終了間際のゴールで勝利を手にした勢いを今節にも持ち込み、今季二度目の4連勝を狙う。対する徳島は藤枝に敗れ、7試合ぶりの黒星を喫した。3点を奪われた守備の修正がテーマとなりそうだ。
2位の東京Ｖはホームにいわきを迎える。前節は山口を下し、2連勝とした。2試合連続完封勝利を実現した堅守を武器に、今節もしたたかに試合を進めていくはずだ。いわきは磐田と引き分け、連勝はならず。それでも終了間際に追いつく粘りを披露した。DFながら2戦連発中の遠藤 凌に注目が集まる。
3位の大分は秋田の本拠地に乗り込む。前節は長崎と引き分け、3試合勝利なしとなった。先制しながら追いつかれただけに、リード時の試合運びがポイントになりそうだ。秋田は山形に敗れ、2連敗となった。先手を奪われリズムを失っただけに、先行逃げ切りパターンに持ち込みたい。
4位の甲府はホームに大宮を迎える。前節は金沢を下し、2連勝と調子を上げている。勝負強さを示すエースのピーター ウタカに今節も大きな期待がかかる。対する大宮は仙台と引き分け、9試合勝利なし。原崎 政人監督の初陣を白星で飾れなかった。それでも土壇場で追いつく粘り強さを披露。その流れを今節にもつなげ、好転のきっかけを見出したい。
長崎vs磐田は、5位と6位の上位対決となる。長崎は前節大分と引き分け、4試合勝利なしとなった。今節はその試合でゴールを決めたカイオ セザールが出場停止となるだけに、代わってピッチに立つ選手が意地を見せたいところだ。一方の磐田はいわきと引き分け、連勝が3でストップした。水曜日に行われたルヴァンカップで今季初ゴールを決めたファビアン ゴンザレスがリーグ戦でも結果を残せるか。
群馬はホームに藤枝を迎える。前節は岡山に敗れ、連勝はならず。開始早々の失点で流れを悪くしただけに、試合の入りがポイントになりそうだ。藤枝は徳島を下し、連敗を4で食い止めている。調子を上げてきた岩渕 良太が今節も結果を残せるか。
清水はホームで金沢と対戦。前節は町田に敗れ、2連敗となった。終了間際の失点で敗れただけに、試合の終わらせ方がテーマとなるだろう。金沢は甲府に敗れ、こちらも2連敗となった。2試合連続完封負けと元気のない攻撃陣の奮起が求められる。
仙台はホームに千葉を迎える。前節は大宮と引き分け、3連勝はならなかった。6試合ぶりにゴールを決めた郷家 友太に今節も期待がかかる。対する千葉は栃木を下し、3連勝を達成。いずれもウノゼロ勝利と、勝負強さを示している。復活の決勝ゴールを決めた小森 飛絢が再び大仕事をやってのけるか。
栃木はホームで岡山と対戦。前節は千葉に敗れ、2連敗となった。得点力に課題を抱えるなか、根本 凌ら攻撃陣に結果が求められる。岡山は群馬を下し、12試合負けなしとしている。好調を維持するチアゴ アウベスに今節もかかる期待は大きい。
熊本はホームに山形を迎える。前節は水戸を下し、3試合ぶりに勝利を手にした。ここ4試合で5得点と絶好調の石川 大地の負傷離脱は痛手だが、代わってピッチに立つ選手のパフォーマンスがカギを握るだろう。対する山形は秋田を下し、2連勝を達成した。こちらはここ4試合で3得点のチアゴ アウベスに注目が集まる。
水戸はホームで山口と対戦。前節は熊本に敗れ、3試合勝利なし。3試合で7失点の守備の修正が重要なテーマとなる。一方の山口は東京Ｖに敗れ、10試合勝利なしとなった。こちらも失点が多い一方、2試合連続無得点の攻撃陣が意地を見せたいところだ。
■各試合の見どころをチェック
甲府vs大宮
長崎vs磐田
仙台vs千葉
秋田vs大分
栃木vs岡山
群馬vs藤枝
東京Ｖvsいわき
清水vs金沢
徳島vs町田
熊本vs山形
水戸vs山口
