本文へ移動

3連覇を狙う神戸はホームで浦和と激突。3年ぶりにJ1に復帰した清水は東京Vとの国立決戦に挑む【プレビュー:明治安田J1 第1節】

2025年2月13日(木) 17:45

3連覇を狙う神戸はホームで浦和と激突。3年ぶりにJ1に復帰した清水は東京Vとの国立決戦に挑む【プレビュー:明治安田J1 第1節】

3連覇を狙う神戸はホームで浦和と激突。3年ぶりにJ1に復帰した清水は東京Vとの国立決戦に挑む【プレビュー:明治安田J1 第1節】
3年ぶりにJ1に復帰した清水は東京Vとの国立決戦に挑む

2025年の明治安田J1リーグが、14日に開幕する。3連覇を狙う神戸が今季も強さを発揮するのか。広島、町田ら昨季の上位陣がこれを阻止するのか。新監督を迎えたチームはいかなる戦いを見せるのか。昇格チームが躍進を遂げるのか。今季も見どころ十分の戦いが繰り広げられるはずだ。

王者・神戸はホームに浦和を迎える。先週行われたスーパーカップでは広島に敗れたものの、火曜日に開催されたACLEでは4-0と快勝。武藤 嘉紀大迫 勇也の両雄がきっちりと結果を出しているだけに、いい流れでこの開幕戦に臨めるだろう。一方の浦和はマテウス サヴィオ金子 拓郎ら積極補強を敢行。昨季の13位からの巻き返しを狙う。昨夏に復帰したマチェイ スコルジャ監督の手腕にかかる期待は大きい。

3連覇を狙う神戸はホームで浦和と激突する
3連覇を狙う神戸はホームで浦和と激突する

昨季はJ1初挑戦にして大躍進を見せた町田は、神戸と最後まで優勝を争った広島と対戦。西村 拓真前 寛之岡村 大八ら新戦力がさらなる上昇のカギを握る。広島は先週末のスーパーカップで神戸を撃破し、水曜日のACL2でも快勝。田中 聡ら新戦力がさっそく結果を出しており、4年目を迎えるミヒャエル スキッベ監督のもと、今季も成熟した戦いを見せるはずだ。

今季のオープニングマッチとなるのはG大阪vsC大阪のダービーマッチだ。他試合よりも一足早く、金曜日の夜に開催される。
G大阪は得点源の坂本 一彩が移籍したものの、ドイツからドリブラーの奥抜 侃志を補強。期限付き移籍先で経験を積んだ唐山 翔自南野 遥海の若きストライカーも、得点力向上のキーマンとなる。C大阪はアーサー パパス新監督の下でリスタートを切る。攻撃スタイルを標榜するなか、新たな指揮官と横浜FM時代にも共闘した新戦力の畠中 槙之輔が重要な役割を担うだろう。

東京Vvs清水は国立競技場を舞台に行われる。両者は2023年のJ1昇格プレーオフの決勝でも国立で対戦しており、その際は終了間際に追いついた東京Vが規定によりJ1昇格を実現している。
東京Vは6位と躍進を遂げた昨季の主力がほぼ残留しており、今季も勇敢な戦いを見せるだろう。一方、3年ぶりにJ1復帰を果たした清水はこの開幕戦で勝利を掴み、勢いづけたいところ。ブルガリアからやってきた新戦力のアフメド アフメドフの決定力に期待がかかる。

1年でJ1復帰を果たした横浜FCはホームにFC東京を迎える。昨季はリーグ最少失点を記録した堅守をベースに、J1でも粘り強く勝点を積み上げていきたい。FC東京は昨季まで新潟を率いた松橋 力蔵監督を招聘。マルセロ ヒアン橋本 拳人ら新戦力が新スタイルの成否のカギを握るだろう。

悲願のJ1昇格を成し遂げた岡山は、記念すべき初陣をホームで迎える。対戦相手は京都だ。4年目を迎える木山 隆之監督の下で組織力は備わるだけに、いかに個の力を発揮できるかがポイントに。J1での実績十分な新戦力の江坂 任にかかる期待は大きい。京都は大きな補強はなかったが、欧州でプレーしていた奥川 雅也が10年ぶりに復帰。昨季は15試合で11得点を記録したラファエル エリアスとの連係に注目が集まる。

スティーブ ホーランド新監督を迎えた横浜FMは、ホームで新潟と対戦。水曜日のACLEでは上海申花を下し、初陣を白星で飾っている。最終ラインを中心に昨季の主力が多く抜けたものの、3バックの新布陣をベースに今季もアグレッシブな戦いを貫くはずだ。新潟も樹森 大介新監督を迎え、リスタートを切る。前体制と同様に攻撃スタイルを標榜するなか、若月 大和矢村 健ら前線の新たなタレントがチームに勢いをもたらす活躍を見せたいところだ。

福岡vs柏も新監督対決となる。福岡はかつて鳥栖を率いた金 明輝監督を招聘。昨季はリーグワーストに終わった得点力の向上を目指す。見木 友哉藤本 一輝ら新戦力に大きな期待がかかる。柏にはリカルド ロドリゲス監督が就任した。徳島、浦和で実績を積んだスペイン出身の指揮官は低迷が続くチームを再建できるか。原川 力小泉 佳穂ら多くの新戦力も加わっただけに、チームは大きく変わることになりそうだ。

川崎Fは長期政権が終焉し、長谷部 茂利新監督を招聘。これまでの攻撃サッカーからどのように変化していくのかに注目が集まる。戦力は維持されており、火曜日に行われたACLEでも快勝を収めただけに、大きな不安はないだろう。対戦相手の名古屋はマテウス カストロの復帰が大きい。強烈な左足を持つこのアタッカーが、昨季は停滞感が漂った攻撃に勢いを生み出すはずだ。

昨季はともに二桁得点を記録した鈴木 章斗と福田 翔生の若き2トップに期待がかかる
昨季はともに二桁得点を記録した鈴木 章斗と福田 翔生の若き2トップに期待がかかる

湘南はホームで鹿島と対戦。5年目を迎える山口 智監督の下、今季も攻守にアグレッシブな戦いを見せるだろう。田中 聡の移籍は痛手ながら、昨季はともに二桁得点を記録した鈴木 章斗福田 翔生の若き2トップに期待がかかる。鹿島は昨季まで川崎Fを率いていた鬼木 達監督が就任。多くのタイトルをもたらしたその手腕に注目が集まる。レオ セアラら実力者も迎え入れており、2016年以来の覇権奪回を狙う。

■各試合の見どころをチェック
G大阪vsC大阪
横浜FMvs新潟
横浜FCvsFC東京
神戸vs浦和
岡山vs京都
福岡vs柏
川崎Fvs名古屋
湘南vs鹿島
東京Vvs清水
町田vs広島

 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

J.LEAGUE TITLE PARTNER

J.LEAGUE OFFICIAL BROADCASTING PARTNER

J.LEAGUE TOP PARTNERS

J.LEAGUE SUPPORTING COMPANIES

TOP