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人材育成

kusatsu

2019/10/02

2019Jリーグ版よのなか科実施(ザスパクサツ群馬、U-14)

7月25日~7月28日にかけて、ザスパクサツ群馬U-14所属選手(16名)を対象にJリーグ版よのなか科を実施致しました。

プログラムの進行役は、グリフエデュケーションの津久井 功さん。

ザスパクサツ群馬では、よのなか科の取り組みは9年目になります。5回のプログラムでは、クラブの経営、Jリーグの理念、サッカーをとりまく職業、それぞれの職業に必要な「意志」「役割」「能力」、選手自身の5年後のキャリアイメージプランについて考えました。

第1回の「Jクラブをとりまく“お金”から仕組みを考える」では、倉尾正典理事長から、会社の経営に関する考え、さらには、ザスパクサツ群馬がより大きなクラブとなるためにどのようにしていきたいかその想いを熱く語っていただきました。

第2回の「Jリーグがめざすものを考える」では、進行役の津久井功さんが、授業の内容に関連させながらザスパクサツの活動を力説、選手たちにとってザスパクサツを知る上でとても有意義な時間となりました。

第3回、第4回は“職業”に関する内容でしたが、ここでもゲストティーチャーの素晴らしいレクチャーがありました。社内からのゲストとして、経営企画部の田中強さんを招き、サッカークラブの経営について自分の役割を基にして経営に必要なスキルと今後その職に就きたい人へ何を頑張ればよいか、熱くお話しをしていただきました。また、社外ゲストとして、上毛新聞の入山亘さんをお招きしました。入山さんには、ザスパクサツ群馬の担当記者だった当時のお話しをしていただけました。記者としての仕事ぶりを熱く語るだけでなく、いろんな経験をすることの大切さと目の前のことに全力で取り組むことの重要性についてお話しをしていただきました。

そして最終回。第5回の「自分のキャリアイメージプランを考える」では、トップチーム選手の舩津徹也選手(DF)をモデルに5年後の自分のキャリアについて考えていきました。選手たちは自分のキャリアについて真剣に向き合う機会が少なかったため、現状自分には何が出来て今後なりたい自分になるためにどんなスキルを身に付けていくべきか、考えることに始めは戸惑いを見せていましたが、他人の意見を聞くことによって最終的には自分なりの答えを出せるようになりました。

選手たちは、このよのなか科を通じて、Jリーグの産業構造を学び、サッカーに関わるさまざまな職業の存在を知り、自らの将来を考える意識が高まりました。と同時に、競技者としての人間性・社会性の形成、コミュニケーション能力の必要性を理解し、ザスパクサツ群馬でトップチームに上がりたい、プロサッカー選手になりたいという想いを強く持ったようでした。

全5回の授業、それぞれで“本物”に触れたこのよのなか科。

今後の彼らに期待を抱きながら、いつしか、彼らが“本物”となるよう、その成長をサポートしていきたいと思います。

山﨑 渡 - 第1回 写真 山﨑 渡 - 第2回 写真 山﨑 渡 - 第3・4回 写真 山﨑 渡 - 第3・4回 写真② 山﨑 渡 - 第5回 写真

写真提供/ザスパクサツ群馬

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