FRYDAYNIGHT j.league

FOCUS POINT
ここに注目!

試合のみどころ

 明治安田生命J1リーグは今節で第10節を迎える。他試合に先駆け、28日の木曜日にナイトゲームとして開催されるのが、磐田vs名古屋だ。磐田が今季J1に昇格したことで3年ぶりの対戦となる両者の一戦は“東海ダービー”という付加価値が備わり、激しい展開となることが予想される。
 J1の舞台に戻ってきた磐田だが、ここまで1勝と苦戦が続く。第3節に京都に勝利したものの、現在は6試合勝利がない状況だ。もっとも7節には王者川崎Fを最後まで苦しめ、前節は好調の広島に土壇場で追いついて、引き分けに持ち込んでいる。今季より指揮を執る伊藤 彰監督の下、着実にスタイルは浸透している印象で、ちょっとしたきっかけを掴めば、好転していきそうな気配を漂わせている。
 大黒柱の遠藤 保仁を軸とした攻撃は十分に機能しており、右ウイングバックを務める鈴木 雄斗も好調を維持する。ファビアン ゴンザレスが調子を上げてきたのも好材料で、名古屋の堅守を打ち破れるだけのポテンシャルは備わるだろう。
 対する名古屋もなかなか調子が上がってこない。ここ3試合勝利がなく、いずれも無得点と決定力不足を露呈する。長谷川 健太監督が就任し、攻撃面の向上が期待されたが、ここまで成果は現れていない状況だ。
 それでも3バックに変更したことが奏功し、守備の安定度は高まってきた。あとはいかに点を奪っていくか。マテウス カストロ、柿谷 曜一朗ら質の高いアタッカーが揃うだけに、彼の能力を生かすサッカーを実現したいところ。前節のFC東京戦で多くのチャンスを生み出した高速カウンターがカギを握りそうだ。

FOCUS PLAYERS
注目選手

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ジュビロ磐田 MF17鈴木 雄斗
ウイングバックでありながら、ここまでリーグ2位の5得点と圧巻の決定力を見せつけている。テクニックに裏打ちされた攻撃性能の高さはもちろん、ハードに闘える闘争心も併せ持ち、攻守両面で代えの利かない存在だ。
ジュビロ磐田 MF50遠藤 保仁
J1リーグ通算出場試合数は650で歴代トップ。Jリーグ史にその名を刻むレジェンドだ。卓越したパスワークで攻撃を操り、正確無比なプレースキックで決定機を創出する。42歳となっても、その能力はさび付いていない。
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名古屋グランパス MF15稲垣 祥
ハードワークとボール奪取が売りのボランチは、昨季得点能力を開花させ、チームトップの8得点をマーク。攻守に渡って存在感を放ち、ベストイレブンにも輝いた。今季よりキャプテンに就任し、チームを力強く牽引する。
名古屋グランパス FW10マテウス カストロ
独力で局面を打開できるアタッカーは今季よりナンバー10を背負い、名実ともにエースに。ボールを持てば躊躇なく仕掛け、鋭く中に切れ込んで左足から強烈な一撃を見舞う。予測不能な弾道でゴールを襲う直接FKも武器とする。

EVENTイベント情報

ジュビレーション

Jubilation(ジュビレーション)

選手入場時および勝利時の試合終了後、スタジアム照明を暗転する演出を行います。お手持ちのペンライトを点灯し、スタジアムをサックスブルーに染めましょう!

MATCH CARD明治安田生命Jリーグ
フライデーナイトJリーグ対戦カード