町田戦でも先制点を挙げてチームを勝利に導いたストライカーには、ミヒャエル スキッベ監督も称賛を惜しまない。
「去年、特に町野(修斗)がいなくなってから大橋のプレーをしっかりと見ていましたけど、面白い選手だなと思っていましたし、そのとおりでした。彼の加入によって本当に自分たちの選択肢の幅が増えて、強くなることもできている。本当に良い補強だったと思っています」 6試合で4得点の結果を出している大橋は、広島に来て一段とフィニッシュワークが研ぎ澄まされている。ドイツ国籍監督も「両足で蹴れますし、ヘディングも強いし、スペースを見つけることもできる。すでにとてもクオリティーの高い選手」と目を細める大橋の特長をよく分かっているはずの湘南側は、どう抑えてくるのか。今節は紫のユニフォームを着た背番号77を中心とした攻防に大きな注目が集まる。
Eピースは今節もチケットが完売している。3連戦の最後でこれほど頼もしいことはなく、昨季から続くリーグ戦無敗記録を前節でJ1クラブレコードにまで伸ばしたミヒャエル スキッベ監督は、これからもファン・サポーターと勝利を追い求めていく。
「前節の町田戦に天気が悪いながらもあれだけたくさんのファンが来てくれたことは本当にうれしいことですし、次の試合も満員になることをうれしく思います。ここまで自分たちも良いサッカーができていますし、とても良い雰囲気が作れているので、これをずっと続けていきたい。Eピースは一番良いスタジアムだと思っていますし、またみんなで盛り上がりましょう」 7日も広島はEピースでファン・サポーターと1つになってエネルギッシュなサッカーを展開してくれるはずだ。
湘南は前節、東京Vに逆転を許して痛い敗戦を喫しているため、今節は立ち上がっていく強さが問われる試合となる。前節は岡本 拓也、畑 大雅、奥野 耕平、福田 翔生の4選手が今季初めて先発に名を連ねた中で、試合を優勢に進めて先制に成功した。結果的に勝ち切れなかったことをどう評価して今節に向かっていくのか。
山口 智監督は東京V戦後、「非常に残念な結果となってしまいました。選手は前節(前々節・C大阪戦)の反省とやるべきことを表現してくれたと思うので、自分の責任が大きいと思います。前半は特に良い形で何度も奪えてチャンスもあり、1点も取ってくれました。後半の残り15分、20分の戦い方は自分のところ(の問題)だと思う。選手が悪かったとも思わないです」とコメントしている中で、今節に向けてどうチームを立て直していくのか。まずはスターティングメンバーの編成に注目していきたい。
[ 文:寺田 弘幸 ]
