ホームの京都は10勝7分12敗の勝点37で、現在15位。前節は横浜FMと対戦し、2-1で勝利した。23分に川﨑 颯太、マルコ トゥーリオとパスがつながり、最後はラファエル エリアスが押し込んで先制点を挙げる。38分に相手のCKからオウンゴールで同点に追いつかれるが、53分に佐藤 響からのスルーパスを受けた原 大智が相手DF2人をかわしてシュートを決めた。前半の早い時間で相手に退場者が出たことによる数的有利を生かして勝利。これで今季初の3連勝となった。試合後、曺 貴裁監督は「今日のソリッドな戦い方は、(J1昇格後の)ここ3年になかった落ち着きが見られましたし、選手の成長を感じる場面も増えました」と手ごたえを口にしている。
水曜日には天皇杯準々決勝を戦い、負傷からの復帰後公式戦初先発となった豊川 雄太の得点などで千葉に3-0で勝利。2大会ぶりのベスト4進出を決めている。
アウェイのG大阪は13勝9分7敗の勝点48で、現在5位。前節は浦和と対戦し、0-1で敗れた。49分にサイドからの折り返しを決められて、これが決勝点となった。ボール保持率やシュート数では相手を上回ったが、監督交代直後で士気の高い相手の堅守を打ち破れず。これで6戦未勝利となった。
試合後、ダニエル ポヤトス監督は「相手の監督のワンチャンスをモノにしてしっかりと後ろを固めるというところに対して、難しい展開になりました。なんとか引き分けに持ち込みたかった」と悔しさをにじませた。
両チームの前回対戦は4月に行われた第6節。前半は京都が、後半はG大阪が優勢だったが、両チームの守備陣の奮戦もありゴールが決まらず、スコアレスで引き分けに終わっている。
京都は降格圏内との勝点差が『6』とまだまだ安心できない位置にいるが、チーム状況は良く、ラファエル エリアスと原がともにリーグ戦3試合連続得点中。マルコ トゥーリオも含めた3トップが攻撃をけん引している。守備陣や中盤も充実しており、ホームで持てる力を出し切って勝利をつかみにいく。宮本 優太は「声をかけ合いながら、行くところは思い切って行く。自分たちらしい戦いができれば勝てると思うし、自信を持って挑みたい」と意欲的だ。
一方のG大阪は、AFCチャンピオンズリーグエリート出場圏内との勝点差は『8』で、なんとか食らいついていきたい状況だ。水曜日の天皇杯から中3日の京都よりも、日程的には有利。過去の京都との公式戦でゴールを複数回決めているダワンが出場停止となるが、替わりに起用される選手も含めて、7試合ぶりの勝利を目指す。宇佐美 貴史は「やり続けていくしかないです。(前節の)自分のプレーに対しては反省もしていますし、改善もしないといけない」と奮起を誓っている。
試合当日は多くの来場者が予想される。3連休の中日というスケジュールや関西勢同士の対決ということもあり、チケットが完売となった座席もある。また、京都はクラブ創設30周年を記念したイベント開催やグッズ販売も予定している。京都駅から最寄駅の亀岡駅までの電車も通常より多く増便されることになったが、移動には余裕を持って訪れていただきたい。試合は19時キックオフ。
[ 文:雨堤 俊祐 ]

