ホームの京都は11勝5分6敗の勝点38で、現在4位。前節はG大阪と対戦して、3-1で勝利した。前半にマルコ トゥーリオが右足と頭で2ゴールを挙げると、後半にはマルコ トゥーリオの意表を突く巧みなアシストから福田 心之助が追加点を決めた。終了間際に1点を返されたが、大半の時間では守備が機能して、相手のシュートを5本に抑える快勝を見せている。
試合後、曺 貴裁監督は「しっかりと勝って、内容的にも非常に見るべきものがありました」と評価した。
アウェイの新潟は4勝7分11敗の勝点19で、現在19位。前節は町田と対戦し、0-4で敗れた。前半終了間際に先制点を奪われると、後半に3失点を喫してしまい、今季初の3連敗となった。
コーチから監督に昇格して2試合目となった入江 徹監督は試合後、「前半は自分たちの狙いとしていたものが、攻撃で特に出せていたところは多くありました」と評価するとともに、「自分たちのエラーから失点してしまった部分は反省点でした」と、4失点を喫した守備面についても言及している。
両チームの前回対戦は4月の第11節。ホームの大声援を受ける新潟は前半に矢村 健がPKを成功させて先制するが、後半、立て直しに成功した京都はラファエル エリアスと奥川 雅也のゴールにより逆転勝利をつかんでいる。
京都は現在、3試合連続で3得点を挙げるなど攻撃が好調だ。チーム最多得点者であるラファエル エリアスが負傷離脱中にもかかわらず、得点力が落ちるどころか迫力を増している。連動したプレスでボールを奪い、そこから攻撃に転じる戦い方は相手の脅威となっている。「全員が攻撃と守備に顔を出していき、人数をかけて攻守を行うことはわれわれがずっと大事にしてきたことです」と曺 貴裁監督が話すように、チーム戦術を体現しつつ、選手それぞれの個性も発揮しながらチャンスを作り出している。総得点36はリーグトップの数字だ。
一方の新潟は3試合連続で3失点以上を喫しており、総失点37はリーグワーストの数字。守備の立て直しが急務となっている。入江 徹監督は前節について「ビルドアップの部分で、今日もエラーがあった」、「良い形でボールを奪えたあとでも、ロストしてしまっている場面は少し目立っていた」とボールの失い方について指摘している。守備面の改善とともに、攻撃で不用意なボールの失い方を減らすことが守備の負担減にもつながるはずだ。
試合2日前には、今節後から韓国で開催される東アジアE-1選手権に挑む日本代表メンバーが発表され、京都からは川﨑 颯太が選出された。「サンガにはまだまだ素晴らしい選手がいることを示すためにも、自分が(京都を)代表して良いパフォーマンスを見せたい」と話しており、今節はその仲間たちとともに2週連続となるホームゲームに挑み、勝利を目指す。
試合は19時キックオフ。夏の京都の夜に、観る者を熱くさせる試合が期待される。
[ 文:雨堤 俊祐 ]

