ホームの京都は16勝7分7敗の勝点55で、現在2位。前節は清水と対戦して、0-1で敗れた。スコアレスで試合が進んで1点勝負の様相を呈する中、後半で唯一のピンチとなった場面で左サイドを崩されて、先制点を奪われてしまう。その後は何度もゴールへ迫る猛攻を見せたが実らず、リーグ後半戦で初めての敗戦となった。無敗記録も『10』でストップしている。
試合後、曺 貴裁監督は「最後のところがなかなか決まらず、決定的なチャンスでも清水さんのゴール前で体を張った守備をこじ開けられなかった試合でした」と振り返った。ラファエル エリアスを出場停止で欠く中、相手の倍以上のシュート16本を放っていただけに、悔しい敗戦だ。
アウェイの町田は15勝6分9敗の勝点51で、現在5位。AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)に出場する関係で第30節(前節)は8月20日に消化済み。直近のリーグ戦は9月12日に行われた第29節・横浜FC戦で、1-1で引き分けた。後半にロングスローから先制点を奪われたが、終了間際にミッチェル デュークが同点ゴールを決めて、引き分けに持ち込んだ。試合後、黒田 剛監督は「あと1点を取れそうなチャンスもあっただけに悔しい結果ではありますが、勝点1を取って次につなげられる」と前向きな言葉を残している。
そして16日のACLEリーグステージ第1節・FCソウル(韓国)戦も先制点を許したあとに望月 ヘンリー海輝のゴールで追いつき、初のアジアの舞台は引き分けスタートとなった。
両チームは今季、公式戦で二度対戦して1勝1敗。5月のリーグ戦は京都が2-1で勝利した。町田が前半に望月 ヘンリー海輝のゴールで先制したが、後半に平賀 大空の同点ゴールと終了間際の福田 心之助のゴールによって京都が逆転し、劇的な勝利をつかんだ。8月には天皇杯ラウンド16で対戦し、町田が藤尾 翔太のゴールでリーグ戦のリベンジを果たしている。
京都は前節の結果により、首位から転落。優勝争いに踏みとどまるためには連敗しないことが重要であり、その上でラファエル エリアスが戻ってくることは朗報だ。ラファエル エリアスは「難しい試合になるが、僕たちの100%を出し切って勝ちたい」と意気込みを示している。チームとしては前節は11試合ぶりに無得点に終わったが、5戦連発中でJ1得点ランキング首位タイにつけるエースが復帰する今節は、リーグ最多タイの53得点を挙げている攻撃力を発揮し、勝利を目指す。
対する町田は先週末に試合がなかったことで、中2日の京都に対して中6日とスケジュール面で有利となる。この試合から12日間で公式戦4試合をこなす連戦へ突入。そのうち3試合がアウェイへの移動も伴う難しい日程だが、良いスタートを切ってはずみをつけたいところ。それが優勝争いへ食らいついていくことにもつながる。
試合は19時キックオフ。京都は来場者の先着12,000名にベースボールシャツを無料プレゼントする。さらにLDHグループの『MA55IVE THE RAMPAGE(マッシブザランページ)』がハーフタイムショーを行うなど、さまざまな企画を打ち出している。ピッチ内でも、それに負けない見ごたえあるゲームが期待できそうだ。
[ 文:雨堤 俊祐 ]

