ホームの大宮は直近の明治安田J2第39節、残留争い直接対決となった群馬戦を落とした。90分を通じてほとんどの時間で主導権を握っていたが、後半にセットプレーからかつて大宮に所属していた畑尾 大翔に決勝点を奪われ、0-1で敗戦。勝てばほぼ残留を確実にできたゲームに敗れたことで状況は一転し、残留争いにどっぷり浸かることとなってしまった。
ショッキングな敗戦から中3日で戦う今節は、何よりもメンタルの切り替えが大事。この延期試合で勝点を積み上げることができれば、自分たちで状況を変えられる。ホームに集うサポーターの力を借りながら、コンセプトである“良い守備から良い攻撃”を体現し、勝利をつかみたい。
対してアウェイの山形は、J1参入プレーオフ進出に向けて正念場だ。このゲームの持つ価値は大きい。6位の仙台とは勝点3差であり、勝てば得失点差によって順位をひっくり返すことができる。
直近の第39節はホームに首位の新潟を迎え、1-1のドロー決着。先制しながらも勝ち切れなかった悔しさは残るが、貴重な勝点1を積んだことも確かである。その価値をさらに高めるためにも、勝点3を手にしてホームに帰りたい。
試合のポイントとしては、山形のポゼッションに対して大宮のアグレッシブな守備がハマるかどうかがカギを握るだろう。山形がはがすか、大宮が食うか。特徴を出せたチームに勝利の女神はほほ笑むはずだ。
[ 文:須賀 大輔 ]

