栃木は前節、アウェイで群馬と対峙し、0-1で敗戦。5試合ぶりとなる黒星となった。前々節・甲府戦では90分間足を止めず、“前へ”の矢印を出し続ける戦いぶりで3-0と快勝したが、その流れを継続できず、またも今季初の連勝はならなかった。
前節は後半開始早々にリスタートから失点を喫すると、その後は栃木の強みであるプレス連動の意思疎通に問題が生じ、そのスキを相手に突かれ、かいくぐられる展開になった。
時崎 悠監督は今節に向けて、「プレスについては『これをやらないとわれわれではない』というものをしっかり表現させたい」と語り、前節の課題を修正することを強調。その上で、下位直接対決であることを踏まえたさまざまな想定をして、試合に挑みたいとした。
また、4日には決定力のあるFWとしてレアンドロ ペレイラの獲得を発表。すでに選手登録の手続きを済ませており、今節から出場可能となる。栃木はシーズン後半戦で少しずつ得点を奪えるようになっているが、レアンドロ ペレイラがその流れをさらに加速させるキーマンになっていくだろうか。
一方の徳島にとっても正念場の一戦となる。前節、ホームで千葉に引き分けたことでJ3降格圏の21位に転落したが、今節で勝てばすぐに脱出できる。
前節は森 海渡と棚橋 尭士のゴールで一時は2点リードとしたが、終盤にミスが絡み、86分、90+4分に失点を喫して追いつかれた。勝利を目前としながら痛恨のドローとなり、これで9試合勝ちなしに。リバウンドメンタリティーが問われる局面となる。
徳島は今節から下位に沈むチームとの対戦が続き、今季最大の正念場を迎える。ベニャート ラバイン監督は「すべて重要だが、まず次の試合が一番重要」と千葉戦直後の時点で、すでに今節の重要性を語っている。
ともに負けられない一戦。最後まで目が離せない激戦になることは間違いない。
[ 文:鈴木 康浩 ]

