長崎は前節、アウェイで秋田と対戦。前半はボール保持をベースに優位に試合を進めたものの、相手の好守もあり、得点を奪えず。すると後半はプレスを強めた秋田の前にボール保持が困難となり、一転して劣勢に。あわや失点という場面を何度か作られたが耐え抜き、引き分けに終わった。しかし、またしても連勝をつかむことができず、消化不良の勝点1となってしまった。
対する町田は前節、アウェイで藤枝と対戦。立ち上がりは攻勢を仕掛け、チャンスを作り出すものの、そこで得点を奪えない。するとカウンター気味の速攻から藤枝にチャンスを作られる展開が頻発したが、GK福井 光輝の再三の好守もあり、ゴールは許さず。こちらもアウェイで引き分けに終わっている。これで直近3試合はすべて無得点。失点は直近4試合で『1』と持ち味の堅守は維持できているが、深刻な得点力不足に陥っている。
長崎にとって忘れられないのが、前回対戦となった明治安田J2第20節だ。首位撃破に意気込んだアウェイゲームだったが、町田のプレスに終始圧倒されて4失点。まさに完敗というゲームだった。櫛引 一紀も「あの敗戦はとても悔しかった」と当時を振り返っている。あれから約3カ月のときを経て、夏には多くの新加入選手も加わり、長崎は当時と比較して大きく変化を遂げている。そのリベンジをホームで果たしたいところだ。
J2優勝へ、町田は再びギアを上げることができるか。それとも、長崎がリベンジを果たし、自動昇格圏浮上への執着心を見せることができるか。
[ 文:杉山 文宣 ]