山形は前節、愛媛に3-1で勝利。渡邉 晋監督は内容面ではうまくいかないこともあった旨を語るとともに、「それでも結果的に複数得点を奪うことができた。もちろんクリーンシートで勝つことが望ましかったけど、しっかり勝ち切ったことは選手たちを本当に称えたい。したたかに戦った、賢く戦った。その中でファイトし、クオリティーも見せた。こういうゲームをモノにすることでわれわれはまたたくましくなっていけると思ったので、そういう意味では非常に大きな勝利だった」と手ごたえと自信を感じさせる言及をしている。
そんな相手を迎え撃つ甲府の大塚 真司監督は「山形は一言で言うと安定したチーム。補強がハマってチーム全体に安心感、安定感が出ている。全員が自信を持って戦っていると感じた」と話す。
甲府はJリーグYBCルヴァンカッププライムラウンド準々決勝・川崎F戦が入ったことで第30節・熊本戦を25日に行い、そこから中2日という厳しいスケジュール。それとともに、ホームで前半だけで4失点を喫したショックを乗り越えないといけない。この意味では「中2日で試合が来ることはポジティブに捉えたい」という声がチーム内にあるが、プレーオフ進出の可能性がより小さくなっている現状でどう挑むか。直近3試合で10ゴールを挙げている山形に対して、失点の多さが課題の甲府。目の前の相手に勝つという純粋な闘争心と効果的な修正の両方が求められる。
[ 文:マツオ ジュン ]
