23日には細貝 萌の今季限りでの現役引退が発表された。日本代表キャップ数30、欧州など海外でも長くプレーし、地元の群馬に2021年途中に帰還したレジェンドだ。彼の影響力を肌で感じた後輩たちは、セレモニーも行われる今節への意気込みを口にしている。
23日の練習前、細貝は今回の決断について、全選手の前で話をしたという。その内容に「グッと来ました」と言った中塩 大貴は、「ハジさん(細貝)の人柄、プレーを間近で見られて幸せだった。お世話になった感謝の気持ちがあるし、最後の3試合をしっかり戦いたい」と述べている。
前節・栃木戦を0-0で終え、連敗は『4』でストップ。基本は4バックで構えながら、相手の陣形を見て可変させていく新システムにも手ごたえがある。前線で効果的な動きを見せる平松 宗、タメを作れて強度も高い和田 昌士がチームにハマったことも大きいか。この流れで、勝利の波を呼び込みたい。
なお、細貝は今季リーグ戦3試合のみの出場だが(いずれも途中出場)、その戦績は2勝1分。ホーム唯一の勝利となっている明治安田J2第29節・秋田戦でもピッチに立っている。正田スタで、勝利に導く出場機会は訪れるか。
対する徳島は第29節・清水戦からの3連敗のあとに複数得点での連勝を達成。前節・藤枝戦はブラウン ノア 賢信に2ゴールも生まれている。また、欧州移籍からの復帰後初先発となった渡井 理己も好プレーを見せており、引き続き“攻撃陣のアンサンブル”に期待がかかる。
そんな徳島との一戦に向けて、群馬の武藤 覚監督は「彼らの良さが出ている。相手を見ながら戦い方を変えている。ウチができることは球際とか切り替えなど、しっかり戦うこと」と話した。
前回対戦は群馬が1-0で勝利し、徳島の監督交代につながった。今節の結果はいかに。
[ 文:田中 直希 ]
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