磐田は前節・大分戦で0-3の完敗を喫し、4試合勝ちなし。開幕から無敗をキープしていたホームでもこの流れを変えることができず、今季二度目の2連敗となった。
先制を許す展開が3試合続いている。特に前節は、開始早々にリードを許したことでローブロックを構える大分を崩せずに苦戦した。これはボールを保持するスタイルを目指すチームの宿命ではあるが、先にスコアを動かす重要性をかみしめる結果となった。
また、大分戦は目指すスタイルを体現し、相手陣でプレーする時間は長かったものの、被シュート4本で今季ワーストタイの3失点を喫した。簡単にゴールを奪われてしまっていることがリードを許す展開につながっている。
「大分戦の敗戦は全員をガッカリさせてしまったと思います。ただ、チームとして成長したいというハングリーさは感じていますし、むしろ連戦で良かったと思っています。(山口戦は)ファンの皆さまの前でチームとして何ができるのかというのをあらためて示すチャンスだと思っています」(ジョン ハッチンソン監督) 大分戦の敗戦からリバウンドメンタリティーを示し、もう一度自分たちの真価を示す。そして勝利につなげて、この流れを断ち切ることが最大のミッションだ。
一方の山口は、明治安田J2第3節・札幌戦で今季初白星を飾ったが、その後はリーグ戦では8試合勝ちなしと苦しんでいる。昇格組の今治と対戦した前節はカウンターから山本 桜大の今季初ゴールで先制したものの、このリードを守り切れず。終盤に逆転を許す悔しい幕切れとなった。今季は、躍進を見せた昨季のようなシーズンを過ごせていないが、この現状を変えようと果敢に立ち向かっていくだろう。
意地と意地がぶつかり合う90分間となるのは間違いない。
[ 文:森 亮太 ]
