山形は前々節・長崎戦、前節・山口戦のアウェイ2連戦で勝利を手にできなかった。長崎戦は後半アディショナルタイムに追いつかれて1-1のドローに終わり、山口戦は立ち上がりに喫した失点で0-1と敗れている。直近の5試合では失点を『3』に抑え、複数失点もないが、一方で無得点に終わる試合が3試合あり、勝ったのは3節前の明治安田J2第14節・大分戦のみ。勝点3の積み上げが思うようにままならず、開幕から2ケタ順位に位置している。
前節の失点はクロスから。先の連戦中に[3-3-4]へのシステム変更に踏み切ったが、守備時における5バックでの距離感や連係は現在急ピッチで詰めの作業が続けられている。そうした中、今節は第2節・水戸戦以降フルタイム出場を続けてきた西村 慧祐が累積警告により出場停止となる。最終ラインのユニットが変わる中でクリーンシートを実現できるか。
甲府は総得点12とリーグ最少ながら、このところの守備の安定とともにジワジワと順位を上げている。ここ3試合はクリーンシートが続いて2勝1分。前々節・鳥栖戦こそ得点を奪えずスコアレスドローとなったが、第14節・秋田戦と前節・今治戦はいずれも1-0で勝利している。秋田戦は前半のシュート数11対0に象徴されるように内容で圧倒。今治戦は51分に相手の退場で数的優位に立ちながらもきっ抗した展開が続いたが、後半アディショナルタイムに孫 大河が決勝ゴールを奪って勝ち切った。
4月に加入したヴァウ ソアレスは4試合続けて先発出場し、中盤に定着。今治戦では同じく4月に加入したネーミアスが初先発を飾り、一時離脱していた鳥海 芳樹も7試合ぶりに先発に復帰した。戦力を充実させながら、今季二度目の連勝に挑む。
[ 文:佐藤 円 ]
