磐田はここまでJ1昇格プレーオフ圏内の6位と上位にはいるが、J2優勝・J1昇格を目標に掲げている中で、決して満足できる位置にはつけられていない。
5月以降はリーグ戦で負けなしを続けられているが、直近では2試合連続ドローと勝ち切れない試合が続いている。2-2の引き分けに終わった前節の大宮戦も数多くの決定機を作ったゲーム内容を踏まえれば、選手たちの中では「勝点2を失ったゲーム」(江﨑 巧朗)として受け止めている。ここからはいかに勝負強く、勝点を積み上げていけるかが問われてくる。
その中で必要になるのは決め切る力だ。ここ最近は、マテウス ペイショットと佐藤 凌我というタイプの異なる2人のストライカーが激しいポジション争いを繰り広げる中、11日の天皇杯2回戦・相模原戦では、ケガで離脱していた渡邉 りょうが前半の45分間プレーし、最前線の定位置争いはさらに熾烈となる。大宮戦では決め切るところに課題を残した中、ストライカーたちの奮起に期待したい一戦となる。
対する愛媛は5月下旬に監督交代に踏み切り、ここまでわずか1勝で最下位と苦しんでいるが、4月以降はわずか2敗としぶとく勝点を拾っている点はポジティブな要素だ。
ただ、代表ウィーク中に行われた延期分の第17節では、終盤まで大宮を相手にリードしていたところから後半アディショナルタイムに追いつかれて、勝点2を取りこぼしている。そういった意味でも前半戦最後のゲームで今季リーグ戦2勝目を挙げて、後半戦での巻き返しにつなげていきたい。
[ 文:森 亮太 ]