「ストロングの出し合いのようなゲームになる」 6月21日にフクダ電子アリーナで行われる明治安田J2第20節、首位・千葉と、6ポイント差で追う6位・磐田がぶつかる注目の一戦について、呉屋 大翔はそう予想した。
今季は結果を求め、相手に合わせた現実的なサッカーを展開する中、ここ数試合はなかなかゴールが取れずに停滞していた千葉。前節・徳島戦は勝利こそ逃したが、その4日前に行われた天皇杯2回戦・ 熊本戦に続いて前からボールを奪いにいき、マイボールにすれば素早く仕掛けるという、自分たちが本来理想とするサッカーを見せた。
それでは、磐田戦はどうなるのか。
「そうじゃなきゃ勝てないと思っています」 語気に力を込めてそう話したのは、小林 慶行監督だった。
相手の良さを消すことも大事であり、それが失点を減らすことにつながるのは間違いないが、小林 慶行監督は磐田へのリスペクトも含め、「相手の良さを消すだけでは勝てない相手だと思っている」と話した。
一方で、徳島戦の反省も含めて、守備面で気をつけなければいけないことは「背後一発」と答えた。それは磐田のストロングポイントでもある。
磐田としては、千葉が前からボールを奪いにくるのであれば、相手の背後を突く。相手がブロックを敷いてくるのであれば、中盤の主導権争いを優位に進めながら、ディフェンスラインと中盤の間を使う。そんな戦いが理想だろうか。
この試合のチケットは6月17日時点で13,700枚が発券されている。小林 慶行監督は「15,000人を超えると僕は信じています。それぐらい重要な一戦」とファン・サポーターに呼びかけたが、ただでさえ良い雰囲気のフクアリが、ピッチ、スタンドとも普段以上に熱を上げることは間違いなさそうだ。
[ 文:菊地 正典 ]
