磐田は前節、ホームで札幌に5-1と快勝。後半に数的優位に立ったとはいえ、前半から数々の決定機を作り、確実にゴールへ結びつけていく決定力を示し、今季最多の5得点で連敗を食い止めて中断期間を迎えた。
7日間のオフを挟んで再始動した中断期間は、「ゲームモデルをいかに発展させていけるかに取り組んできた」とジョン ハッチンソン監督。これまで継続してきた練習メニューを繰り返しながら、チームとしてのスタイルをブラッシュアップしてきた。特に「守備のところは軽い失点をしないためにも注力した」(ジョン ハッチンソン監督)と言う。リーグ再開初戦となる今節は、その成果を発揮したい。
4月20日に行われた前回対戦では、秋田の土俵で戦ってしまい、手痛い敗戦を喫している。空中戦の攻防が増えることが予想される中、ジョン ハッチンソン監督は「ロングボールが飛んできたところに対してのチャレンジ&カバーをしっかりとやらなければいけない」と試合のポイントを見据えている。リカルド グラッサが出場停止となるCB陣にはタフにはじき返す強さが、その周辺の選手たちにはセカンドボールを拾うハードワークが求められる一戦となる。その上で、攻撃ではボールをつないでチーム全体で前進していくスタイルで勝点3を奪い、ホームでリベンジを果たす覚悟だ。
対する秋田は、夏の移籍市場で小松 蓮が神戸に移籍し、チームの得点源を引き抜かれる格好となったが、中断前の前節・熊本戦はその穴を感じさせずに3得点を奪い、勝利を収めている。熊本戦では鈴木 翔大と梶谷 政仁が2トップを組んだが、磐田との前回対戦で決勝点を決めた佐川 洸介も、7月16日に行われた天皇杯3回戦・ラインメール青森戦で2得点とアピールしており、前線の組み合わせに注目が集まる。
[ 文:森 亮太 ]
