徳島は上位直接対決となった前々節・仙台戦を2-0で制したが、同じく上位直接対決となった前節・千葉戦は0-1の惜敗。ただ、千葉に敗れはしたものの、増田 功作監督は選手たちの戦いを称えて、「一試合一試合勝点を積み重ねて、最後は頂点を目指して頑張っていこう」と奮い立たせた。山形戦は、再び上位追走を開始するために重要な一戦だ。
しかし、状況としてはエウシーニョと山田 奈央が累積警告で出場停止。また詳細不明ながら、千葉戦でルーカス バルセロスが負傷の可能性がありそうな形でピッチを去った場面もあり、今節の出場に向けた状態が気になるところ。好調の西野 太陽や、出場機会を増やしてきた高卒ルーキーのローレンス デイビッドなどに注目が集まる。
一方の山形は、今季を全体的に振り返ると、好調と不調の時期がハッキリしている。得点力はリーグ6位と良い数字を残している一方で、失点数はリーグワースト5位。6月25日に就任した横内 昭展監督の下でシーズン終盤へ向かっていく中、これらの数字がどのように変化していくかに注目したい。
セットプレーの守備も注目ポイントだ。総失点の約4割がセットプレー絡みだが、CK時の守備戦術をアレンジしながら改善を試みている様子がうかがえる。また、移籍可能な第2登録期間で主力級選手が何名かクラブを離れたが、代わってポジションをつかんだ選手たちが少しずつ新しい表現を始めていることも興味深い点だ。
明治安田J2では、ともに中断期間明けから2勝1敗。次の1勝をもぎ取るのは徳島か、山形か。
[ 文:柏原 敏 ]


