首位の水戸、2位の長崎を勝点1差で追う3位・千葉は、アウェイでの2試合を経て、3試合ぶりのホームゲームに挑む。
熊本と同じく残留争いの渦中にいる相手との対戦となった直近2試合は、結果同様、対照的な試合だった。前々節は山口に内容面でも圧倒され、1-2で敗戦。続く前節・愛媛戦は、小林 慶行監督がスタメンを6人入れ替える決断を下すと、そのメンバーを中心に気迫のこもったアグレッシブな戦いを展開し、1-0で勝利した。
今回も当然ながら、愛媛戦の戦い、そして結果を継続させたい。大卒1年目の2021年から2年間、大木 武監督率いる熊本でプレーしていた杉山 直宏は、「大事なのは試合の入り。最初のシュートをどちらが先に打つかは、ペースを握る上で大事になる」と、前節同様に入りからアグレッシブにプレーすることの重要性を説いている。
熊本は明治安田J2第28節で残留を争う富山に勝利したあと、上位の徳島も倒して勝点を積み上げたが、前節は鳥栖に2-4で敗れた。順位は17位ながら、降格圏の18位・山口とは勝点8差。残留争いで頭1つ抜け出している印象もあるが、残留を確定させるまで勝点を積み上げていきたい気持ちに変わりはないだろう。
千葉とはこの2年で公式戦3勝1分(PK戦勝利含む)。今季は、ホームでの第12節はスコアレスドローに終わったものの、内容面では圧倒。天皇杯2回戦は今回と同じフクダ電子アリーナで戦い、PK戦を制して3回戦にコマを進めていた。良い感覚も残る場所で勝点を積み上げたい。
攻守にわたってアグレッシブに前進する千葉か、ボール保持とプレスを持ち味とする熊本か。24日時点でチケットが12,200枚発券されている一戦は、ペースの握り合いから熱い戦いが展開されそうだ。
[ 文:菊地 正典 ]
