昨季J1を戦った2チーム(横浜FC、湘南)も同グループに名を連ね、激しい上位争いが予想される明治安田J2・J3百年構想EAST-Aグループ。その注目の開幕戦、ニッパツ三ツ沢球技場では、横浜FCと山形が激突する。
横浜FCにとって、2025シーズンは厳しい現実と向き合う1年となった。掲げ続けてきたJ1残留はまたもかなわず、1年でのJ2降格。粘り強い守備力は積み上げた一方で、得点を奪い切る攻撃の形を最後まで構築できなかったことが大きな課題として残った。
だからこそ、昇格・降格のない百年構想リーグの半年間は、クラブにとって貴重な改革の時間だ。横浜FCが目指すべきスタイルを明確にし、未来へとつなげる。その舵取り役として、藤枝をJ2に昇格させ、定着させた須藤 大輔監督を招聘。『ボール保持率65%以上』、『シュート20本』を目標に掲げ、観る者を魅了する“インプレッシブサッカー”の確立と攻撃力アップに挑む。
一方の山形は、昨季J2で10位に終わった。J1昇格には届かなかったものの、8戦負けなしでシーズンを終えた横内 昭展監督体制は継続。課題として挙げられるのは、昨季54失点を喫した守備面。186cmの大型CBイ ドンヒを新たに加え、守備の安定化を図っていくことが今大会の1つのポイントとなりそうだ。
半年後、2026/27シーズンではJ1昇格のライバルとなり得る2チーム。未来への第一歩となる一戦で、先に歓喜をつかむのはどちらか。
[ 文:青木 ひかる ]
