ホームの横浜FCは前節、湘南に1-3で敗戦。ここ数年、J1で残留を争ってきたライバルを下すことはできなかった。
ただ、須藤 大輔監督が「最低の前半」と苦言を呈した前々節・相模原戦から、チームは「走る・戦う・ピンチをつぶす」意識をあらためて強化。EAST-Aグループで屈指のハードワークを誇る湘南相手に戦う姿勢を見せ、後半は理想の形でボールを動かしながら多くのチャンスを作り出すことができた。
それでも、想定外のミスやこぼれ球への反応の遅れなどが失点につながっている。2020年から約1年半秋田に在籍した鈴木 準弥は、「(秋田は)そうしたスキを徹底的に突く、執念深さはブレない」と警戒心を強める。
ここまで8試合を終え、勝星を挙げた相手はJ3クラブかJ2昇格組のみ。かみ合わせとしては苦手意識も強い堅守速攻を特長とする秋田に対し、地域リーグラウンド前半戦最後の一戦で勝利をつかみ取りたい。
対する秋田は前節、首位・仙台との“シックスポイントマッチ”に臨み、きっ抗した試合を展開。ボールを動かして揺さぶりながら、強力なサイド攻撃で圧を掛けてくる仙台を持ち前の堅守ではね返し、無失点に抑えた。PK戦では14人目までもつれ込んだ末に敗れたものの、首位相手に自分たちのスタイルを真正面からぶつけて手ごたえを得た。
一方で、今季初の無得点に終わった攻撃面には課題も残った。今節は球際の強さやセットプレーの攻防で上回って得点を奪い、後半戦に向けて弾みをつけたい。
真逆なスタイルがぶつかる一戦から、目が離せない。
[ 文:青木 ひかる ]
