栃木SCは前節、ホームで讃岐と対戦。スコアレスドロー濃厚と言える展開の中で迎えた90+3分、藤原 健介が鮮やかなミドルシュートを突き刺した。
その藤原 健介が「苦しいゲームだった」と振り返るように、攻撃がうまく機能したとは言い難い内容だった。それでも堅守をベースに粘り強くゲームを進め、劇的ゴールにつなげた。
小林 伸二監督は、5月の4試合を無敗かつ無失点で終えたことについて、「随分とチームが落ち着いてきた」と評価。依然として得点力に課題はあるものの、前節には加入したばかりの太田 龍之介が初出場で初アシストを決めるなど、プラスの要素も見える。劇的な勝利を挙げたホームで続けて戦えることもプラスだろう。
前節までの流れをさらに加速させられるか。初の連勝を懸けた戦いに挑む。
一方の群馬はここまで20得点を挙げており、リーグ上位の得点力を誇るが、前節・沼津戦は6試合ぶりに得点が奪えなかった。6試合ぶりに無失点に抑えたゲームでもあったが、前節で今季リーグ戦初出場を飾った小柳 達司は試合後に「自分が初めて出場した中で、組織的な守備はまだまだで、個々でも戦術的なところをやらないといけない」と気を引き締めている。
沖田 優監督が就任した今季、チームは新たなスタイルに取り組む中、思うように勝ち切れない状況が続く。勢いをつけるためには勝利が必要だが、北関東のライバル相手にアウェイの地から勝点3を持って帰ることができるか。
[ 文:鈴木 康浩 ]

