ホームのFC東京はここまで4試合を終えて、2勝2敗。その2勝はどちらもホームで飾っており、今節も着実に勝点3をつかみたいところである。第2節・京都戦は連戦下ではなく、かつ週末のゲームであったため、主力数人を投入した布陣で5ゴールを奪う快勝を収めた。そして、前節・G大阪戦は直近のリーグ戦から大幅にメンバーを入れ替えた中で、後半途中までスコアレスが続いたが、塚川 孝輝が今季の公式戦初ゴールとなるダイレクトボレーを叩き込み、勝点3を手繰り寄せた。
チームとしては、そのG大阪戦以降のリーグ戦では今季初の連勝も連敗も経験。依然、波のある戦いぶりを繰り返してしまっているが、チーム状態は決して悪くない。開幕直後に多発したケガ人のほとんども戻ってきており、ようやくメンバーを固定しながら戦えるようになってきている。
実際、ここ2試合は負けがなく、リーグ前々節の川崎Fとの“多摩川クラシコ”でリーグ戦5年ぶりの勝利を挙げれば、前節は5試合連続完封勝利中だった鹿島のホームに乗り込むと、前半早々に先制点を許しながらも追いつき、勝点1を持ち帰ってきた。少しずつ粘り強さやたくましさが出てきている。
昨季から指揮を執るアルベル監督の起用法を考えれば、この一戦は大幅にメンバーを入れ替えて戦うことになるだろう。そこでチャンスを得た選手たちがチームとしての勢いを持続させられれば、十分に勝機はあるはず。“ホーム全勝”を飾り、来月の最終節につなげたい。
アウェイのC大阪は、ここまで1勝1分2敗と最下位に沈むが、首位・G大阪との勝点差は『3』と十分にプライムステージ進出の可能性を残している。今節に勝てば、FC東京との順位はひっくり返る。2年連続でルヴァンカップ準優勝に終わっているチームにとって、今大会に懸ける思いは並々ならぬものがあるはず。意地を結果で証明したい。
グループステージ初戦では、ホームでFC東京に1-0で勝利。また、4月15日の明治安田J1第8節でもFC東京から勝利を収めており、その舞台は今節と同じく味の素スタジアムであった。今季すでに2勝している相手ということで良いイメージは多く残っているだろう。例年どおりチーム全員の力を集結させ、“お得意さま”のFC東京から3連勝を飾ることができるか。そして最終節、ホーム・ヨドコウ桜スタジアムで戦う“大阪ダービー”に備えたい。
[ 文:須賀 大輔 ]
