3週間ぶりの再開となる明治安田J1リーグは、9日から11日までに第25節の10試合が行われる。
首位に浮上した神戸は6位の町田とアウェイで対戦する。前節は岡山を下し、3連勝を達成。7戦負けなしと力強い戦いを続けている。水曜日に行われた天皇杯でも決勝点を挙げるなど、エース格に成長した宮代 大聖が今節も重要な役割を担うだろう。対する町田は東京Vに勝利し、5連勝と勢いに乗る。3試合連続でクリーンシートと堅い守りを実現しており、今節も神戸の攻撃に粘り強く対抗していくはずだ。

2位の鹿島はアウェイでFC東京と対戦。前節は柏を下し、連敗を3で食い止めている。複数失点が続いているのは気がかりながら、2戦連発と好調のレオ セアラに今節もかかる期待は大きい。FC東京は浦和に3-2で競り勝った。水曜日の天皇杯でC大阪相手に決勝点を挙げた長倉 幹樹がリーグの戦いでも結果を残せるか。
3位の柏はホームに湘南を迎える。前節は鹿島に競り負け、5試合ぶりに黒星を喫した。過去対戦では3連勝中と得意とする相手を撃破し、首位奪還を狙う。湘南は直近の試合で浦和に敗れ、8試合勝利がない。ここ3試合で11失点を喫する守備組織の立て直しが急務となる。
4位の京都は名古屋の本拠地に乗り込む。前節は福岡と引き分け、連勝が2で止まったものの、5戦負けなしと安定した戦いを続けている。怪我から復帰したラファエル エリアスが再びチームに勢いをもたらす活躍を見せられるか。名古屋は横浜FMに敗れ、2試合勝利がない。2試合連続で無得点に終わった攻撃陣の奮起が求められる。
5位の広島はホームで清水と対戦。前節は新潟を下し、2連勝と再び調子を上げてきた。水曜日の天皇杯でも快勝を収めた相手を再び撃破し、さらなる浮上を狙う。清水は横浜FCに勝利し、6試合ぶりに白星を掴んでいる。天皇杯では3失点の完敗に終わった相手にリベンジなるか。新戦力のアルフレド ステファンスに期待がかかる。

東京Vはホームに横浜FMを迎える。前節は町田に敗れ、2試合勝利がない。得点力不足に苦しむなか、15節以来ゴールのない染野 唯月に結果が求められる。横浜FMは名古屋に快勝を収め、2連勝と復調の気配を示している。いきなり結果を出した新戦力の谷村 海那が今節も輝きを放てるか。
横浜FCはホームで浦和と対戦する。前節は清水に敗れ、6連敗となった。苦しい戦いが続くなか、新戦力のアダイウトンが救世主となれるか。浦和は直近の試合で福岡と引き分け、連勝はならなかった。水曜日の天皇杯で決勝点を挙げた小森 飛絢の起用法がカギを握りそうだ。
川崎Fはホームに福岡を迎える。前節はG大阪に1-2で競り負けた。今季初ゴールをマークした小林 悠がここから勢いに乗っていけるか。福岡は直近の試合で浦和と引き分け、3試合連続のドローとなった。勝ち切れない試合が続くなか、天皇杯で今季の公式戦初ゴールをマークしたシャハブ ザヘディがチームを勝利に導く結果を残したい。
G大阪はホームで岡山と対戦する。前節は川崎Fを下し、2連勝と調子を上げてきた。14節以来となる決勝ゴールを決めたデニス ヒュメットが、再び大仕事をやってのけるか。岡山は神戸に敗れ、2連敗となった。勝利した前回対戦でゴールを決めた一美 和成に今節も大きな期待がかかる。
C大阪はホームに新潟を迎える。前節は湘南と引き分け、2試合勝利がない。攻撃力は保たれているだけに、守備組織の立て直しがテーマとなるだろう。新潟は広島に敗れ、5連敗。最下位に転落した。5試合で14失点の守備の修正が求められる一方、攻撃では新たに加わった外国籍選手の出来がポイントになりそうだ。
■各試合の見どころをチェック
東京Vvs横浜FM
横浜FCvs浦和
川崎Fvs福岡
広島vs清水
柏vs湘南
FC東京vs鹿島
町田vs神戸
名古屋vs京都
G大阪vs岡山
C大阪vs新潟




































