明治安田J2第3節の前回対戦では、磐田が前半、ジャーメイン 良のPKで先制。山形は74分にセットプレーから野田 裕喜のゴールで追いついたが、その5分後に松本 昌也がゴールを決め、これが決勝点となった。磐田は今季初勝利を挙げた一方、山形は開幕からの連勝が『2』でストップし、ここから連敗が『8』まで伸びることになった。
山形は11得点のチアゴ アウベスが2試合欠場しているが、前々節・仙台戦は藤本 佳希の4得点で4-1と勝利。しかし、前節・山口戦では攻撃を封じられて、0-1の敗戦に終わった。第22節・東京V戦でも0-2の完敗負けを喫しているが、この振り幅の大きさは気になるところ。起点となるセンターラインの選手が抑え込まれると、ストロングとしてきたワイドの攻撃が発揮できない傾向がある。圧されても粘り強く戦うことはできるが、その中でいかに先制点を奪うか。昇格の可能性を考えれば、勝点3が求められる一戦になる。
磐田は6月の公式戦6試合を無敗で乗り切り、その流れは7月に入っても継続している。リーグ戦では6試合負けなし。タイトなスケジュールの中、メンバーを適宜入れ替えながらも、着実に勝点を積み上げている。
チーム最多得点はドゥドゥと後藤 啓介の5得点にとどまっているが、そのほかに4得点が3人、3得点が3人と続き、誰が出ても一定のレベルでプレーでき、得点も奪えることを証明している。前節・金沢戦は前半にファビアン ゴンザレスがCKから先制点を奪い、後半早々には古川 陽介がPKを決め、2-1で3試合ぶりの勝利となった。混戦の自動昇格争いへの生き残りを懸け、連勝を狙う。
[ 文:佐藤 円 ]
