今季の町田は首位を走るチームらしく、連敗がない。「絶対に連敗をしないというマインドがチームに根づいていると思う」と主将の奥山 政幸が話すように、今季の町田は“連敗回避”が合言葉となるゲームに絶対の自信を持っている。
ただ、今節は18得点で得点ランキングトップのエリキが累積警告による出場停止を余儀なくされる。リーグ戦でエリキ不在の試合を強いられるのは初めてのことだ。また、前節の前半途中で交代したエリキは全治約8カ月の大ケガを負ったため、長期離脱へ。エリキ不在のスタートとなる山形戦は、今後の“試金石”と言っても過言ではない。「武器を1つ失ったことになるが、それで負けるようなチームではない」と奥山 政幸。主将の言葉を実証できるかに注目だ。
一方で絶好調の山形にとっては、連勝を伸ばし、さらなる上位進出への足がかりを作りたいビッグマッチ。「基本的にはボールを持ちたいチーム」と町田の奥山 政幸が話すように、山形としては、相手の厳しいプレスをパスワークでいなしていく展開が望ましい。
そんな山形を中盤の底でコントロールしている選手の1人が、7月中旬まで町田に在籍していた髙江 麗央。「麗央は近年の町田の功労者の1人。麗央を自由にさせないことが1つの山形対策になる」と奥山 政幸が言うように、“Gスタ凱旋”を果たす髙江を巡る攻防からも、決して目が離せない。
[ 文:郡司 聡 ]
