両チームのリーグ戦での通算対戦戦績は14勝10分8敗と山形が大きくリードしているが、昨季、群馬に大槻 毅監督が就任して以降は、3戦とも群馬が1-0で勝利。さらに、直近のリーグ戦から双方が先発を総入れ替えした昨年の天皇杯2回戦でも群馬が3-1で勝利している。“大槻・群馬”には先にスコアを動かされ、苦しい展開に追い込まれている山形だが、渡邉 晋監督が就任してからはこれが初の群馬戦になる。
山形は2連勝中で6位・長崎に勝点1差と迫っている。前節・金沢戦は早い時間に先制しながら追加点を奪えず、終盤にかけて攻め込まれたが、なんとか1-0で逃げ切った。昨季は終盤にライバルチームとの直接対決で2連勝し、逆転で6位に滑り込んだ。当時の勢いはまだ生まれていないが、現在は1試合ずつ、粘り強く勝点3を拾っている。
群馬は前節・水戸戦で6試合ぶりに勝利した。明治安田J2第21節からは堅守を武器に11試合負けなしを実現し、プレーオフ圏内に肉薄したが、その後は再開試合や代替開催などで日程が立て込んだ間に5試合勝利から遠ざかった。10月14日に行われた第32節・藤枝戦は1-5の大敗を喫し、その翌週に行われた前節も先制を許したが、そこから逆転勝利を収め、今季の“北関東ダービー”を4戦全勝。困難を1つ乗り越えて今節に臨む。
[ 文:佐藤 円 ]
