甲府は前節、アウェイで秋田に3-2で競り勝って連敗を『2』で止めたが、ここまで無失点試合はわずか『2』と、守備の構築に失敗したままシーズンが進んでいる印象。CBの大和 優槻と野澤 陸をそれぞれJ3の岩手、岐阜に期限付き移籍させたが、4月の中旬から後半にかけてCBと3人体制でスタートしたGKにケガ人が続出し、サブをベンチに置けなくなるのではないかというほどの台所事情。この厳しい状況のままゴールデンウィークの3連戦に突入し、2連敗から秋田戦の勝利でメンタル面は持ち直しているが、台所事情の厳しさは変わらない。
前節は、4月25日にJ1鳥栖から期限付き移籍で加入したGKコ ボンジョを初起用。コ ボンジョにとってプロデビュー戦となり、「サッカー人生で1回しかないプロデビュー戦を勝てて良かった。次も勝てるように準備をします」とコメントを残した。ポテンシャルが高いGKであることは間違いないが、プロの公式戦の経験という面では足りないので、試合ごとのレベルアップに期待することになる。
千葉は第8節で栃木に8-0で勝利したこともあり、得点数はリーグ3位。ただ、1得点以下の試合が『8』で、勝ち切る試合を増やすには得点力の向上が必要ではないか。前節・横浜FC戦では相手DFのミスを得点につなげて1-0で勝利。猛攻に耐えたことも価値がある。甲府には昨季“ダブル”を飾っており、相性の良い相手から連勝を勝ち取りたい。
[ 文:マツオ ジュン ]
