徳島は13位という現状に満足はなく、J1昇格プレーオフ圏を狙うためには甲府は当然倒さないといけない相手。対する甲府は開幕戦とは違う特徴、武器がある徳島を大塚 真司新監督の初采配で迎え撃つ。
甲府は開幕2連勝を飾ったものの、その後はケガ人の多さ以前に失点の多さを改善できなかったことで、ズルズルと順位を下げてしまった。ピーター ウタカ、アダイウトン、ファビアン ゴンザレスという攻撃的な外国籍選手をそろえながらも、彼らの攻撃力で圧倒はできず。それでも、一定以上のゴール数を挙げていたにもかかわらず、失点がそれを上回る試合が増えてしまった。今節、大塚新監督が何かを大きく変えるには時間が足りないと思うが、篠田 善之前監督時代の攻撃のベースなどを生かしながら、どう変化や細部のこだわりで最大値を発揮するのか。
甲府にとって、監督交代という“気”の変化だけでも、直近8試合(4分4敗)で勝ち切れていない閉塞感を打ち破る活力にはなると思うが、自信は勝つことでしか得られない。監督交代で違う活力がある練習を4日間重ねて迎える徳島戦。ホームでいまだ1勝という状況でも、多くのファン・サポーターが変わらずに応援してくれていたが、新監督の下、活力あるサッカーで勝利を挙げ、プレーオフ圏を目指す戦いのスタートにできるかどうか。肝心な初戦で結果を得て、雰囲気や流れも引き寄せる試合にできるか。ピッチの選手だけでなく、スタジアム全体で戦って勝利を引き寄せたい。
[ 文:マツオ ジュン ]
