山形は夏の中断期間が明けてから9勝1分1敗と一気にギアを上げ、現在は6連勝中。いまだにプレーオフ圏内に入ることはできていないが、6位との勝点1差をキープしながら、3年連続のプレーオフ進出を狙っている。
前節は2位・清水に2-1と逆転勝利。目の前でのJ1昇格を阻止しただけでなく、清水が今季負けなしだったIAIスタジアム日本平から勝点3を持ち帰ったことは大きい。ディサロ 燦シルヴァーノの連続ゴールは4試合で止まったが、1点ビハインドで迎えた中、後半途中から出場した高橋 潤哉と後藤 優介が80分と87分にそれぞれゴールを決めて一気に逆転し、そのまま勝ち切った。今節も勝利すれば、クラブ記録の7連勝に並ぶ。
一方の熊本は第31節・鹿児島戦で勝利を収めたあと、甲府のスケジュールの関係で9月25日に開催された第30節を挟む3連戦でも全試合で白星を手にし、4連勝を達成した。この時点でボトムハーフからの脱却も視野にとらえていたが、その後のホーム2連戦は負けと引き分けで足踏みが続いている。ただし、その2試合ではエース・石川 大地がいずれも得点を記録。直近5試合で4ゴールを挙げており、現在チームトップの8得点と調子を上げている。
熊本は来季もJ2で戦うことがすでに決まっている中、クラブは10月22日に大木 武監督の来季の続投を発表した。ブレないスタイルを貫く中で、フィニッシュ数の増加と精度の向上をどれだけ表現できるかが注目のポイントになる。
[ 文:佐藤 円 ]
