山形は6日に天皇杯ラウンド16で浦和と戦い、今節が中3日で戦う公式戦3連戦の3戦目となる。6月25日に就任した横内 昭展監督の色をつけながら、徐々に結果も伴ってきている。前節・甲府戦は3-1の勝利。リーグ前半戦の対戦ではセットプレーを中心に失点を重ね、0-4で敗れたが、セットプレーの守備を見直して失点を減らしながら、攻撃では積極的にシュートを狙うマインドを身につけてきた。今節はリーグ戦で10試合続いている失点をゼロにし、クリーンシートで終えることも重要な目標になる。
天皇杯ラウンド16では浦和に1-2と逆転で敗れたが、大雨の悪条件の中でも積極的にボールを動かす時間も多かった。スタッド・ランス(フランス)との親善試合も含めて、ここ1カ月で踏んできた多くの経験をここから先のリーグ戦で生かしたい。
水戸は前節、前半に加藤 千尋の加入後初ゴールで先制したものの、後半に2点を奪われ、第8節・千葉戦以来となる16試合ぶりの黒星を喫した。複数失点も16試合ぶり。逆転負けは今季初となった。
2位・千葉とはまだ勝点6差があり、独走状態であることは変わらない。ただし、いまは順位や勝点に汲々としている様子もない。森 直樹監督は「この負けで後退するのではなく、自分たちはこの負けを糧にさらに前進していきたいと思っています」と、すでに次へと向かっている。
昨季から山形でプレーし、今年6月に水戸へ完全移籍した加藤 千尋は、途中出場3試合を経て、現在は3試合先発出場を続け、首位チームの中で確固としたポジションをつかんでいる。この加藤 千尋と山形の選手たちの対戦も注目ポイントの1つだ。
[ 文:佐藤 円 ]
