在籍26年、JFL時代を含めてリーグ戦600試合に出場してきた水戸のレジェンド・本間 幸司の現役最後のホームゲーム。「骨が折れても本間さんと一緒にピッチに立ってプレーしたい」と意気込む安藤 瑞季をはじめ、誰もが本間に対して特別な思いを抱き、この一戦の重要性を理解している。「山形は7連勝していて、プレーオフが懸かった一戦かもしれませんが、僕らのほうがこの一戦に懸ける思いは強い」と安藤は力を込める。花道を勝利で飾ろうと、選手たちは一丸となって今節に挑む。
そして、本間自身も今節に向けて最高の準備を行っている。先週末に行われた筑波大との練習試合では好セーブを連発し、今週のトレーニングでも自慢のシュートストップを見せるなど、コンディションを上げている。「試合に出たら、自分らしいプレーをしたい。そして、最後は燃え尽きたい」と意気込んでいる。JFL時代から水戸を支えてきた本間。どんなプレーを見せてくれるのか注目だ。
一方、J1昇格プレーオフ圏内に勝点1差に迫る山形にとっても、今節は絶対に負けられない一戦。クラブ新記録となる8連勝を達成して、一気にプレーオフ圏内に入りたいところ。今夏に鹿島から加入した土居 聖真を中心とした攻撃的なパスサッカーで、水戸の強度の高いプレスを攻略できるかがカギを握る。
勝たなければならない理由を持つ両チームの対戦。激戦は必至だ。果たして、勝利を手にするのはどちらのチームか。
[ 文:佐藤 拓也 ]