4日にヨドコウ桜スタジアムで行われたJリーグYBCルヴァンカッププレーオフステージ第1戦は、C大阪が81分にCKからゴールを決めて1-0で勝利。
2試合の結果で勝ち上がりを争うプレーオフステージは、次の一戦ですべてが決まる。1点を追う展開にある湘南は、ホームでC大阪から2点を決めなければいけない。
しかしそれは、無失点で終えられたらの話。C大阪にアウェイゴールを許してしまえば、少なくとも3点が必要になる。失点だけは、最後まで喫してはならない。
ただ、山口 智監督は「毎試合そうですが、自分たちとしてはしっかりとした守備から入って、課題であるゴールを目標にしつつ戦うことになる。慎重になることはないですけど、自分たちにできることに向き合って試合に入って、その中でゴールを取りにいくことを追求したい」と冷静だ。
3連戦の1戦目となった明治安田J1第16節、湘南は0-2で敗れている。同じ相手に3連敗はできない。山口監督は自分たちのプライドをどれだけピッチで出せるかと選手たちに要求している。
一方、C大阪の清武 弘嗣はプレーオフステージ第1戦を振り返って「相手に(ボールを)握られるシーンも前半はけっこうありましたが、我慢してやれていた」と手ごたえを得ている様子。1点のアドバンテージを得ており、アウェイゴールを決められればより優位に試合を進めることができる。小菊 昭雄監督はこの条件をどのように生かし、ゲームプランを構築してくるだろうか。
今回はお互いのストロングポイントもウィークポイントも知り尽くしている中での戦いになるが、重要なのは「自分たちのストロングポイントを出す割合を増やし、ウィークポイントを突かれる割合を減らすこと」と山口監督は話す。
少なくとも2点が必要な湘南は、ここまでの2試合でC大阪からゴールを奪えていない。もちろん、どちらの試合もノーチャンスではなかったが、最後の精度がわずかに足りていない。平岡 大陽は「ペナルティーエリアの周りではボールを動かせていますけど、ゴールに直結するようなパスやプレー、アクションがなかなかない。そこが増えない限りはゴールも入らない」と課題感を口にする。得点を奪うためには平岡ら2列目の選手たちがどれだけ最終局面でボールに関われるかがカギになってくる。
果たして、湘南は3連敗を阻止し、逆転突破を果たすことができるか。
[ 文:舞野 隼大 ]
