10月14日(土) 2006 J1リーグ戦 第27節
大分 1 - 1 C大阪 (14:04/熊本/12,843人)
得点者:'60 ピンゴ(C大阪)、'63 高松大樹(大分)
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「勝ちを意識しすぎていたのか、急いでフィニッシュ、急いで勝ちにいってしまった。」試合後の記者会見で、大分・シャムスカ監督はがっくりと肩を落としながら、こう語った。
3戦連続3勝ちなし。7月の中断明けから好調を維持してきた大分だけに、どうしても納得のいかない結果であろう。
対戦相手のC大阪はリーグ最下位。是が非でも、J1残留をしたいC大阪は、序盤から果敢に攻めてきた。大分は、C大阪の前線の3人、大久保嘉人、西澤明訓、森島寛晃を警戒してか、DFラインがズルズル下がり、スペースを与えてしまった。攻撃に転じた時も、スムーズにボールが回らず、前に放り込むだけ。大分は立ち上がりから、リズムをつかめず、間延びしゲーム展開でスコアレスドローのまま、前半が終わった。
「一人一人が決断力をもって戦おう。リスクを背負ってでも、勝つために積極的に攻撃しよう。」(大分・シャムスカ監督)「ディフェンスはコンパクトにやっている。攻撃はシンプルにサイドを使って。後半、立ち上がりから集中していこう。」(C大阪・塚田監督)という指示を受け、後半スタート。
後半からも精彩を欠いていた大分は、後半15分、DF藤田義明が負傷して、ピッチ外で治療を受けている間に、C大阪のMFピンゴに先制ゴールを許してしまった。これで目が覚めた大分は、一転。アグレッシブに攻め始める。そして、その3分後、MFトゥーリオのFKにFW高松大樹がヘッドで合わせ、同点ゴールを決める。高松にとっては3戦連続ゴールで、ここでエースの意地を見せ付けるような、勢いのあるゴールだった。その後、高松は自ら中盤まで下がり、ボールを貰いに行ったり、積極的にシュートを打ったり、多くのチャンスを作ったが、逆転ゴールはならず、引き分けのまま試合は終わった。高松も「自分がもう一点取っていれば。そう簡単に勝たせてくれる相手ばかりではないので、3試合勝てていない。フィニッシュの精度をあげなければ」と反省しながらバスに乗り込んだ。
大分は次節はこれまた残留争いをしている京都との対戦。崖っぷちの京都もそう簡単に勝たせてくれはしない。一方の、C大阪は広島との対戦になるが、塚田監督が、「チームは徐々に調子を上げてきている」と話している通り、引き分けではあるものの、勢いは伝わってくる。チームのモチベーションが何より大切になってくるこの時期、大分は次節、どう調整してくるのか。
以上
2006.10.15 Reported by 森田 みき




































