この試合には、明治安田Jリーグ2025シーズン応援ソング『For Decades』を歌唱するLittle Glee Monsterが特別ゲストとして来場し、『フライデーナイトJリーグ』を盛り上げる。
前節、FC東京はC大阪と対戦し、1-1の引き分けに終わった。これで2018年以来となる8戦連続未勝利と、厳しい状況が続いている。
試合後、松橋 力蔵監督は「連戦の中、選手は最後まであきらめることなく走り切ってくれた。勝点1という結果にはなったが、次は勝点3を取れるように準備していきたい」と選手を労った。その一方で、左ストッパーに安斎 颯馬を起用するなど、これまで経験のない役割を選手に託す大胆な采配も見せており、G大阪戦ではどのような布陣で臨むのか、指揮官の次なる一手も気になるところだ。
注目は、C大阪戦でリーグ戦初先発を果たした北原 槙。鋭いグラウンダーのクロスで佐藤 恵允のPK獲得に貢献し、15歳という年齢を感じさせない堂々としたプレーで観客を沸かせた。2試合連続での先発出場、さらにはJリーグ初ゴールにも期待がかかる。
PKを決めた佐藤 恵允は、これで今季3ゴール目。リーグ戦におけるチームトップスコアラーであり、今後もゴールを重ねていくことが期待される。
また、JリーグYBCルヴァンカップ1stラウンド2回戦・大宮戦でハットトリックを達成したマルセロ ヒアンも、C大阪戦では途中出場から存在感を発揮した。今節では、リーグ戦今季初ゴールを奪いたいところだ。
対するG大阪は前節、横浜FCと対戦し、こちらも1-1の引き分けで試合を終えた。
ダニエル ポヤトス監督は試合後、「きっ抗していた試合だったと思います。前半に失点してしまい、なかなか自分たちの思い描いたプランどおりにいかない展開が続いてしまいました。後半は前半よりも少し快適にプレーすることができたと思いますが、なかなか自分たちの流れをうまく作れなかった試合展開でした。その中で選手が後半のチャンスを決めていれば良かったと思います」と振り返り、後半の改善には一定の手ごたえを感じつつ、課題も口にした。
攻撃の中心を担うのは、ここまで4ゴールを決めているイッサム ジェバリ。そして、ここ2試合連続でゴールを記録している山下 諒也、この2人だろう。山下 諒也は古巣対戦となった前節のゴールを振り返り、「今年は少しずつ結果がついてきているとは思います。ただ、そこで満足するつもりはまったくなく、最終的に2ケタゴールに到達したいと考えています。いまは、目の前の試合でゴールを決め続けることだけを意識してやっています」とコメント。充実ぶりをうかがわせた。
FC東京は新国立競技場で通算8勝2分1敗と好成績を収めており、相性の良いスタジアムで勝利をつかみたいところ。一方のG大阪は、流れをつかみ切れない中でも勝点を積み上げており、ここで上位浮上の足がかりをつかみたい。注目の一戦は、4月25日(金)19:30キックオフ。国立で歓喜を手にするのは果たしてどちらのチームか。
[ 文:匂坂 俊之 ]


