ホームの京都は9勝4分6敗の勝点31で、現在4位。前節は東京Vと対戦して、0-1で敗れた。枠内シュート数は京都が3本、相手が2本と決定機が少ない中、後半アディショナルタイムにCKのセカンドボールからミドルシュートを決められてしまった。
試合後、曺 貴裁監督は「対策はとっていたんですけども、力一歩及ばずだった」と振り返る。こう着状態だった前半から、後半は惜しいシュートチャンスを作り出すなど好転し始めたところで退場者が発生。さらに4試合ぶりに復帰したラファエル エリアスが途中出場後に痛みを訴えてベンチに下がるなど、流れをつかめずに試合を終えている。
アウェイのFC東京は5勝4分8敗の勝点19で、現在17位。前節は広島と対戦し、0-3で敗れた。後半開始早々に先制を許すと、その後もペナルティーエリア内のクリアミスとミドルシュートから失点を重ね、国立競技場開催のホームゲームで悔しい敗戦となった。
試合後、松橋 力蔵監督は「最近、リーグ戦だけでなく、カップ戦でも負けが続いていることに対して非常に責任を感じています」と話しており、「敗戦には明確な理由があると思います。90分間の集中力やゲームを読む力など、チームとして構築していかないとなんとなくでやられてしまい、なんとなくで試合が進んでしまいます」と改善点を述べている。
両チームの昨季の対戦成績は1勝1敗。5月のJ1第11節はFC東京がホームでバングーナガンデ 佳史扶らのゴールにより2-1で勝利し、8月の第28節は京都がラファエル エリアス、原 大智、平戸 太貴のゴールにより3-0で勝利している。
両チームとも、事態を好転させるために是が非でも結果を出したい一戦となる。京都はケガ人や出場停止で、中盤から前線にかけて台所事情が苦しい。それでも、今季ここまでさまざまな選手が起用される中で結果を出すなど、選手層は着実に厚みを増している。ここまで5ゴールと新たな前線の柱となっている奥川 雅也や、出場停止明けの福岡 慎平といったアカデミー出身選手の奮起が期待される。
FC東京はJリーグYBCルヴァンカップ1stラウンド3回戦・湘南戦も含めて、公式戦3連敗中。さらにマルセロ ヒアンが前節に負傷交代するなど、こちらも流れが良くない。一方で、ハノーファー96(ドイツ2部)から室屋 成が復帰し、6月のFIFAワールドカップ26アジア最終予選に臨む日本代表に俵積田 晃太が初選出されるなどの朗報もある。今節はアウェイへ乗り込んでの戦いとなるが、チームとしてここで踏みとどまりたいところだ。リーグ戦の折り返し地点を迎える試合で、勝利をつかむのは果たしてどちらか。
試合は19時キックオフ。試合2日前の時点で、当日は雨が降る可能性がある天気予報となっている。サンガSは全席が屋根で覆われているため試合観戦に大きな支障はないと思われるが、当日は最新情報をチェックして移動時などに使う雨具の用意などをしていただきたい。
[ 文:雨堤 俊祐 ]

