本試合は『THE国立DAY』として実施され、当日は試合前に、スペシャルゲストとして4人組ヴィジュアル系エアーバンド・ゴールデンボンバーが登場。代表曲『女々しくて』を披露するスペシャルライブも行われる。
FC東京は前節・柏戦で0-2と敗れ、今季初黒星を喫した。序盤はゴール前まで攻め込む場面もあったが得点を奪えず、次第に柏にペースを握られた。今季初先発を果たし、確かな存在感を示した佐藤 龍之介は柏戦を振り返り、「まだ4試合しか終わっていませんし、U-23日本代表での経験もあって良いコンディションで戻ってきました。ここから東京で活躍できればと思っています。ここで結果を残せなければ意味がないと思うので、次こそ頑張りたいです」と、次戦に向けて強い意気込みを語った。
ここまでの試合を終え、FC東京はシュート総数71本でリーグトップを記録。しかし、多くのシュートを放っている一方で、得点はわずかに『4』。横浜FM戦では決定機を確実に仕留める力が求められる。特に昨季のJ1第15節・横浜FM戦で決めたゴールが6月度の月間ベストゴールに選ばれた長倉 幹樹には、再び横浜FM戦で素晴らしいゴールを決めてもらいたい。また、仲川 輝人や遠藤 渓太は古巣との対戦となるだけに、普段以上に強い思いを持ってプレーするだろう。
一方の横浜FMは、前節で東京Vと対戦。3点を先行する展開になった中で終盤に2点を返されたが、リードを守り抜いて今季初勝利を飾った。大島 秀夫監督は「ホームで勝点3を皆さんに届けられたことは本当にうれしく思います。試合は前半の終わり、後半の立ち上がりの時間帯で点が取れたことが大きかったです。ただ、もっと流れから点を取る形を構築しないといけないなとは感じています。3-0からのゲームの終わり方や、途中から入る選手の役割を含めて、チームとしてもっと成長しないといけないと感じました」と振り返った。
この日の3ゴールの中でも特に際立ったのが、2ゴール目を決めた遠野 大弥だ。ジョルディ クルークスの左CKに反応し、左足を振り抜いた強烈なダイレクトボレーはスーパーゴールとなった。遠野 大弥は開幕戦以来の得点で、これが今季2点目。FC東京戦でも攻撃の中心としての活躍が期待される。
国立競技場という特別な舞台に立つ、連敗を避けたいFC東京と連勝を狙う横浜FM。勝利へのプレッシャーが両チームにのしかかる中、一瞬の判断の差が試合の流れを大きく左右する。歴史あるスタジアムで繰り広げられる白熱の攻防は、サポーターにとっても見逃せないものとなるはずだ。
[ 文:匂坂 俊之 ]


