3勝4敗の勝点9で10位に位置する大宮は、ホームとアウェイの成績が対照的である。ここまで挙げた3勝はすべてホームゲームで、喫した4敗はすべてアウェイゲーム。味の素スタジアムで戦った前節・東京V戦は、流れは悪くない中でも後半に失った1点を取り返せず。今季四度目の挑戦でもアウェイ初勝利を逃し、今季初の連勝ともならなかった。
今節は今季ここまで全勝で、昨季から8試合負けなしを誇る聖地・NACK5スタジアム大宮で戦える。河田 篤秀が鳥栖に移籍し、アンジェロッティと中野 誠也が負傷離脱となったFW陣のコマ不足は気になるところだが、替わりに出場機会を得る選手にとってはこの上ないチャンスである。その候補の1人である大卒ルーキーの室井 彗佑は「常に良い準備をして、出たときは『次はないぞ』と自分に言い聞かせながらやっていきたい」と強い決意を口にした。
今節から3連戦を控えており、大宮は最初の2試合をホームで戦える。勝率100%のホームで連勝を飾るために、まずは初戦をモノにしたい。
対して、山形にとってはリスタートを期すゲームとなる。開幕2連勝スタートながら、そこから5連敗と大失速し、開幕からわずか1カ月半で監督を交代。悲願のJ1復帰に向け、クラブは勝負に出た。後任は渡邉 晋コーチが務める。
準備期間は短く、できることは限られるだろうが、良くも悪くもメンタルに変化はあるはず。それをなるべく良い方向に作用させ、明治安田J2第2節以来の勝利をつかみたい。
[ 文:須賀 大輔 ]

